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ランドクルーザー“250”は札幌の雪道に強い？4WDや走行性能をご紹介！

作成日：2024年5月20日

※本コラムの内容は、投稿日時点で確認した内容に基づいたものになります。現在の価格・内容と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。現在の価格・内容に関しては、スタッフにお尋ねくださるようお願いいたします。

ランドクルーザー“250”は札幌の雪道に強い？4WDや走行性能をご紹介！

2024年4月に発売された、「ランドクルーザープラド」の後継車「ランドクルーザー”250”」。
オフロードでの悪路走破性・乗り心地とオンロードの操縦安定性を両立させたランクル250は、札幌の雪道も安心して走ることができるでしょう。

今回は、トヨタの新型「ランドクルーザー”250”」の雪道での走りに関わる4WDや走行性能について解説します。
併せて、価格やグレード、デザイン、室内空間、燃費性能もご紹介しているので、札幌にお住まいの方や雪国での使用を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

雪道に強い車とはどんなクルマ？

ランクル250の特徴をご紹介する前に、「雪道に強いクルマ」選びのためにチェックすべき「3つのポイント」についてご紹介します。

①4WD機能が搭載されている車
②地上からの高さがある車
③寒冷地仕様車

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

①4WD機能が搭載されている車

「4WD」は、4本すべてのタイヤに駆動力があるタイプです。
4つすべてのタイヤからパワーを地面に伝え、滑りにくくしっかりした走りを実現するので、雪道に強いという特徴があります。

ランクル250の駆動方式は、本格派SUVらしく全車4WDの設定です。
さらに、走行性能を向上させるさまざまな先進機能が搭載されています。

②地上からの高さがある車

「最低地上高」が高い車ほど、雪道に強く安心して運転できるといわれています。
最低地上高とは、車体のお腹部分（車体底部）から地面までの高さのことです。
車体の底から地面までの高さが高いほど、雪道に強いということになります。

最低地上高が高いほど雪道に強いといわれる理由は、雪が積もっていても車体底部が雪にひっかからずに運転を継続できるためです。
車体が低い車だと、雪が多く積もっているときに車体底部が雪にあたって、「亀の子状態」というタイヤが浮いて走れない状態になってしまいます。

ランクル250は、最低地上高が215ｍｍ～225ｍｍと高く設定されているので、雪道でも安心して運転できます。

③寒冷地仕様車

雪国での車選びでは、「寒冷地仕様」の設定がされているのかも重要なポイントです。
寒冷地仕様車は、バッテリーの容量を大型化したり、ワイパーのモーターを強化することで、氷点下になるような寒い地域でもエンジン始動をスムーズにしたり、雪でもワイパーが動作しやすいように作られています。
また、凍結防止や積雪対策が取られているなど、自分で対策を取らなくても雪国で安心して乗れるように設計されているのも特徴です。

北海道でトヨタ車を購入する場合、この「寒冷地仕様」設定が標準になっており、車両本体価格も「北海道価格」とされている場合がほとんどです。
お見積もりの際は、このような設定がされているか事前に確認をしておきましょう。

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「ランドクルーザー”250”」の特徴

雪道に強いのはどのような車なのか？についてご紹介しました。
ランクル250は、「雪道に強いポイント」を押さえたクルマで、札幌をはじめとした雪国で利用するのにもピッタリです。

ここからは、ランクル250の特徴、価格・グレード、デザイン、室内空間、燃費性能をご紹介します。

トヨタのSUV「ランドクルーザー”250”」とは？

70数年にわたり、世界中のお客様に育てられ・鍛えられてきたトヨタを代表するモデル「ランドクルーザー」。
今回登場した新型車"250"シリーズは、ランドクルーザーの中核モデルです。

「The Land Cruiser ：質実剛健を追求し、お客様の生活と実用を支え、お客様に信頼されるクルマ」をコンセプトに開発されたランクル250は、優れた悪路走破性を実現しています。
また、オフロード・オンロードを問わず操縦のしやすさと快適性が向上され、最新の安全・安心装備を搭載しているのも特徴です。

ランクル250を詳しく見る

ランクル250の価格・グレード

ランドクルーザー”250”は、「ZX」「VX」「GX」の3つのグレードがご用意されており、駆動方式は4WDのみです。
「ZX」「GX」は「2.8L ディーゼル車」、「VX」は「2.8L ディーゼル車・2.7L ガソリン車」となっています。

ZXグレードは、オフローダーらしさを追求した最上位モデルで、VXグレードはバランスの良い装備を備えたスタンダードモデルです。
GXグレードは、機能と装備を選び抜いたエントリーモデルで、それぞれ価格や装備などが異なります。

価格については、下記の表を参考にしてください。

		メーカー希望小売価格（税込）
ZX	ディーゼル車	7,350,000 円
VX	ディーゼル車	6,300,000 円
VX	ガソリン車	5,450,000 円
GX	ディーゼル車	5,200,000 円

■価格はメーカー希望小売価格＜（消費税10％込み）'24年4月現在のもの＞で参考価格です。価格は販売店が独自に定めていますので、詳しくは各販売店におたずねください。■価格はスペアタイヤ（車両装着タイヤ）、タイヤ交換用工具付の価格です。■価格にはオプション価格は含まれていません。■保険料、税金（除く消費税）、登録料などの諸費用は別途申し受けます。■自動車リサイクル法の施行により、リサイクル料金が別途必要となります。

ランクル250の価格・グレードを見る

ランクル250のエクステリア・インテリア

ランクル250は、オフローダーとしての風格が際立つ、力強いデザインとなっています。
精悍なフロントフェイスは圧倒的な存在感をもたらし、唯一無二のシンプルなシルエットも特徴です。
内装は、視界も操作性も良好な水平基調のデザインが取り入れられ、乗員に安心感をもたらす空間を実現しています。

ランクル250のデザインを見る

ランクル250の室内空間

ランドクルーザー”250”は、「2列シート・5人乗り」と「3列シート・7人乗り」の2種類のシートが用意されています。
多彩なシートアレンジが可能で、家族が増えたとき・趣味で使いたいときなど、人数やシーンに合わせてレイアウトを変更できるところが魅力です。

標準装備されている「6:4分割セカンドシート（リクライニング・タンブル機構付）」は、リクライニングレバーまたはシートバックレバーを操作すれば、ワンアクションで簡単に折りたたみができます。

荷室（ラゲージ）スペースは十分な広さを確保しているので、大きさや長さを気にせず、さまざまな荷物をたっぷり収納できるところもポイントです。
また、床面がフラットに近いので、クーラーボックスなどのレジャー用品を安定して運べます。

※■標準以外のシートアレンジにすると走行できない場合や、ご注意いただきたい項目があります。必ず取扱書をご覧ください。■シートの操作方法については、ご注意いただきたい項目があります。必ず取扱書をご覧ください。

ランクル250の燃費性能

長距離を走る事の多い、札幌など北海道のカーライフで気になる燃費性能についてもご紹介します。
ランドクルーザー”250”の燃費は、エンジンの種類によって異なります。

	2.8L ディーゼル車	2.7L ガソリン車
燃料消費率（国土交通省審査値） WLTCモード	11.0km/L	7.5km/L
使用燃料	軽油	ガソリン（レギュラー）

■燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境（気象、渋滞等）や運転
方法（急発進、エアコン使用等）に応じて燃料消費率は異なります。■WLTCモードは、市街地、郊
外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定し、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。

ランクル250の燃費性能を見る

ランドクルーザー”250”の4WDシステムと雪道性能

ここからは、ランクル250の4WDの特徴とその機能を活かした走り方、走行をサポートする様々な機能についてご紹介します。

フルタイム4WD（トルセンⓇLSD付トランスファー）

ランクル250の4WDは、路面状況や走行状態に反応して、前後のトルク配分を最適にコントロールする安定性能の高いシステムを採用しています。
4つのタイヤの駆動力を適切に分けて走るので、雨で濡れた路面や積雪や凍結で滑る道路でもタイヤの空回りが少なくなり、安定して走行することができます。
このような滑りやすい道だけでなく、普段の道路から山や川の砂利道のような悪路でも力を発揮してくれる、本格的な4WDです。

先進の走行支援テクノロジー

ランクル250は強靭な走りを支える4WDだけでなく、あらゆる道を走破するために様々な先進技術も搭載しています。
その代表的な機能をご紹介します。

■マルチテレインセレクト [ZXに標準装備]
タイヤの空転によるスタックや、駆動力不足による失速が起こりやすい路面状況に応じた走行支援を、6つのモード（AUTO/DIRT/SAND/MUD/DEEP SNOW/ROCK）から選択できるシステムです。
本格4WDならではの高いレベルの走りを実現してくれます。

■マルチテレインセレクトはオフロード走行を補助する装置です。■マルチテレインセレクトについては、作動条件および走行条件についてご注意いただきたい項目があります。必ず取扱書をご覧ください。

■ヒルスタートアシストコントロール(HAC) [全車に標準装備]
上り坂の発進時に車両が後ろに下がっていることを感知した場合、自動的にブレーキを作動させて、車両の後退と減速をしてくれる機能です。

■ダウンヒルアシストコントロール(DAC) [ZX、VX（ディーゼル車）、GXに標準装備]
坂道を下る際に、スイッチを入れるだけで車速を一定の低速でキープしてくれる機能です。滑りやすい坂道や急こう配を下る際に車両を安定させ、安心の走行をサポートします。

※■作動条件：トランスファーギヤ位置：H4（時速4〜30h/km以下で作動）。※掲載の装備について、実際の道路状況によってはご使用できない場合がございます。詳しくはスタッフまでご確認ください。

オフロード・オンロード双方での性能向上に繋がるシステム

ランドクルーザー”250”は、ランドクルーザーシリーズ初（※2024年4月現在。）のシステムも採用しています。
それぞれの機能をご紹介します。

■電動パワーステアリング
悪路走行時などにステアリングに受ける衝撃（キックバック）によって生じるハンドル取られの低減と、すっきりとしたステアリングフィール、低速時の取り回し性向上などに貢献する機能です。

■SDM（Stabilizer with Disconnection Mechanism［フロント］）［ZXに標準装備］
オンロードの操縦安定性を犠牲にすることなく、 過酷なオフロードの悪路走破性・乗り心地とオンロードでの操縦安定性を両立する機能です。

※■車速30km/h以上でスタビライザーがフリーの場合、ロックに移行します。

ランクル250の走行性能を見る

札幌の雪道で安全に走行するポイント

札幌の雪道を安全に走行する上で、車の性能はもちろんですが、やはり最終的に安全を確保するのはご自身の運転です。
最後に、札幌で雪道を安全に走行するためのポイントを紹介します。

スタッドレスタイヤの装着

雪道の走行において、スタッドレスタイヤを使用することは必須です。
SUVや4WDの車であっても、冬の雪国では必ずスタッドレスタイヤを履いて走行しましょう。
スタッドレスタイヤの交換時期はエリアによって異なりますが、札幌エリアは11月くらいから雪が積もり始めるので、10月下旬までには夏タイヤからスタッドレスタイヤに履き替えておくことが望ましいです。
スタッドレスタイヤの溝はしっかりあるか、亀裂が入っていないかなどを確認した上で履き替えることも大切です。

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低速走行

当たり前のことですが、雪道を走行する上で、スピードを出しすぎないということも重要です。
スピードを出して走行すると、危険を察知したときに急ブレーキをかけた際にスリップしてしまう可能性があります。
事故にならないように、余裕を持ってすぐに止まれるスピードで走行しましょう。

雪道は雪によって路面状態が悪くなるほかにも、積もった雪が固まってアイスバーンが起こることがあります。
アイスバーンはスタッドレスタイヤを履いていても滑りやすいので、さらなる注意が必要です。

「急発進」「急停止」を避ける

発進時にはゆるやかにアクセルを入れ、停車時にはゆるやかにブレーキを入れるなどして、安全な発進と停止ができるように注意しながら運転しましょう。

また、雪道では車間距離をしっかり取ることも重要です。
雪道ではブレーキをかけてから停車するまでに、夏の路面状態よりも距離を要します。
車間距離をしっかり取った上で、早めにブレーキを踏んで、ゆっくりと停車できるような発進と停止を心がけてください。

このように、雪道走行のポイントは、車を運転するうえで当然のことばかりですが、滑りやすい路面になっている場合はいつも以上の注意をしましょう。