作成日:2021年12月20日
更新日:2023年6月22日
更新日:2023年6月22日

札幌市に最適なスタッドレスタイヤの選び方|性能・交換時期も解説
スタッドレスタイヤとは、スタッドと呼ばれる鋲(びょう)がないタイヤで、積雪や凍結がある状況でも安全に走行できるように開発されたタイヤです。
この記事では、スタッドレスタイヤの性能やメーカーごとの特徴、選び方はもちろん、札幌市内に暮らす方がスタッドレスタイヤに交換する時期について解説します。冬のカーライフをより安全にするのに役立つ記事です。
この記事では、スタッドレスタイヤの性能やメーカーごとの特徴、選び方はもちろん、札幌市内に暮らす方がスタッドレスタイヤに交換する時期について解説します。冬のカーライフをより安全にするのに役立つ記事です。
目次

札幌市ではスタッドレスタイヤが重要

気象庁の年ごとの値を見ると、札幌市の2020年の降雪日は118日。1年の1/3程度は雪が降っている日があることがわかります。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/annually_s.php?prec_no=14&block_no=47412&year=&month=&day=&view=
雪質に影響を与えるのは外気温と言われています。気温が低いとサラサラとしたパウダースノーのような雪が積もることが多いですが、気温が上がると雪が水分を多く含んだシャーベットのような雪が積もることが多いです。
実は、札幌エリアでは、12月の根雪になる時期や2〜3月の気温が上がる時期に水分を多く含んだシャーベット状の雪が降ります。1〜2月の厳冬期でも雨が降れば雪が溶け、シャーベット状になります。
このシャーベット状をした雪がとにかくよく滑ります。溶けた雪が再び凍結すると鏡面のようなツルツルの氷になるため、さらによく滑るのです。凍った雪の上にパウダースノーが積もると、一見雪が積もっているように見えても下の氷が露出しやすく、雪が被っているのに滑るという現象が起こります。
温暖化が進み、札幌市全体の気温が上昇しつつあり、冬の路面が滑りやすくなっています。札幌市の雪質は、雪と氷が主体と言われているからこそ、札幌市ではスタッドレスタイヤが重要なのです。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/annually_s.php?prec_no=14&block_no=47412&year=&month=&day=&view=
雪質に影響を与えるのは外気温と言われています。気温が低いとサラサラとしたパウダースノーのような雪が積もることが多いですが、気温が上がると雪が水分を多く含んだシャーベットのような雪が積もることが多いです。
実は、札幌エリアでは、12月の根雪になる時期や2〜3月の気温が上がる時期に水分を多く含んだシャーベット状の雪が降ります。1〜2月の厳冬期でも雨が降れば雪が溶け、シャーベット状になります。
このシャーベット状をした雪がとにかくよく滑ります。溶けた雪が再び凍結すると鏡面のようなツルツルの氷になるため、さらによく滑るのです。凍った雪の上にパウダースノーが積もると、一見雪が積もっているように見えても下の氷が露出しやすく、雪が被っているのに滑るという現象が起こります。
温暖化が進み、札幌市全体の気温が上昇しつつあり、冬の路面が滑りやすくなっています。札幌市の雪質は、雪と氷が主体と言われているからこそ、札幌市ではスタッドレスタイヤが重要なのです。
深い溝 (みぞ) があるから雪の上でも滑りづらい
スタッドレスタイヤの接地面にはノーマルタイヤ(夏タイヤ)よりも深い溝があり、この深い溝のおかげで雪の上でも滑りにくくなっています。
タイヤメーカーは、積雪や凍結があっても車がしっかり走れるよう、ブロックや溝を工夫して入れています。冬の路面のさまざまな状況を想定して溝の大きさや本数、方向などをデザインし、開発しています。
スタッドレスタイヤにはこの深い溝があるから、雪の上でも氷の上でも滑りにくいのです。
タイヤメーカーは、積雪や凍結があっても車がしっかり走れるよう、ブロックや溝を工夫して入れています。冬の路面のさまざまな状況を想定して溝の大きさや本数、方向などをデザインし、開発しています。
スタッドレスタイヤにはこの深い溝があるから、雪の上でも氷の上でも滑りにくいのです。
凍結に強く低温に耐えられる素材
冬の寒い時期に使うスタッドレスタイヤは、過酷な冬の道路環境の下で性能を発揮できるよう、氷点下の低い気温でもしなやかさを保てる性質を持つ素材で作られています。また、氷の上に水膜があるとタイヤが滑る原因になります。スタッドレスタイヤには、この氷上の水膜を除去するための工夫も施されています。
チェーンより静か
タイヤに装着するチェーンには、金属チェーンとゴムチェーンがあります。ゴムチェーンは、ゴム製のタイヤチェーンです。金属チェーンに比べると走行音が少ないです。金属製チェーンを装着して走行すると、シャンシャンシャンというような独特の金属音がします。
金属チェーンを装着しているのはバスやトラックのような大型車が中心です。近年ではスタッドレスタイヤの性能が大幅に向上しており、金属チェーンを装着する乗用車は格段に減りました。スタッドレスタイヤはチェーン装着時のような走行音がない分、静かで快適です。
金属チェーンを装着しているのはバスやトラックのような大型車が中心です。近年ではスタッドレスタイヤの性能が大幅に向上しており、金属チェーンを装着する乗用車は格段に減りました。スタッドレスタイヤはチェーン装着時のような走行音がない分、静かで快適です。

スタッドレスタイヤへの交換時期目安

冬の訪れを感じると「そろそろスタッドレスタイヤに交換しなくちゃ」と思いますよね。でもスタッドレスタイヤは柔らかくて減りが早いからこそ、適正な時期を見極めて交換したいものです。
ここでは、札幌市で、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの最適な交換時期を解説します。
ここでは、札幌市で、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの最適な交換時期を解説します。
雪が降り始めてからでは遅い!気温で判断しよう
札幌のように雪が多い地域では、初雪の予報が出てからタイヤを交換しようとすると、店が混んだり、買い替えしたくても愛車に合うサイズのタイヤはすでに売り切れていたりすることも少なくありません。気温が3℃以下になると路面が凍結する可能性が高くなるので、雪が少ない地域でも気温が下がったらタイヤを交換するのがおすすめです。
札幌市なら10月初旬にスタッドレスタイヤへ交換しよう
スタッドレスタイヤの履き替えタイミングは、気温を元に判断しましょう。気象庁の霜・雪・結氷の初終日と初冠雪日の平年値によると、札幌市の雪の初日の平年値は11月1日です。同じく結氷の初終日の平年値を確認すると、結氷の初日は10月28日です。
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_sfc_season.php?prec_no=14&block_no=47412&year=&month=&day=&view=
札幌市では、10月末を目安にノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに交換するといいでしょう。新品のスタッドレスタイヤを購入するなら、スタッドレスタイヤの性能を引き出すために1ヶ月程度の慣らし走行が必要です。9月下旬を目安に購入し交換するのがおすすめです。
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_sfc_season.php?prec_no=14&block_no=47412&year=&month=&day=&view=
札幌市では、10月末を目安にノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに交換するといいでしょう。新品のスタッドレスタイヤを購入するなら、スタッドレスタイヤの性能を引き出すために1ヶ月程度の慣らし走行が必要です。9月下旬を目安に購入し交換するのがおすすめです。

スタッドレスタイヤの選び方のポイント7選

雪の日や道路が凍結するような寒い日の運転を安全にするためには、スタッドレスタイヤは欠かせません。だからこそ、購入時にはどのような点に注目すべきか気になりますよね。
ここでは、スタッドレスタイヤを選ぶ際のポイントを7つ、紹介します。
ここでは、スタッドレスタイヤを選ぶ際のポイントを7つ、紹介します。
タイヤサイズと製造年月日
愛車にとって適切なタイヤサイズを元に、スタッドレスタイヤのサイズを選びます。メーカー出荷時に装着されているタイヤのサイズを「標準タイヤサイズ」「純正タイヤサイズ」と呼びます。車体サイズや用途などさまざまな条件を元にメーカーが選んだ、その車に最適なサイズのタイヤです。
スタッドレスタイヤの性能を引き出すには、愛車に最適なサイズである純正タイヤサイズを選ぶことが重要です。
購入時には、サイズのほかにタイヤの製造年月日も確認すべきです。スタッドレスタイヤは、3年間は同等の性質を保つよう、タイヤ公正取引委員会で確認されています。適正な環境の下で保管されたタイヤは、2シーズン前のものでも同等の性質を持つことが、タイヤ公正取引協議会の共催試験で確認されています。
購入時には、スタッドレスタイヤの製造年から3年を超えていないか、確認するのがおすすめです。
スタッドレスタイヤの性能を引き出すには、愛車に最適なサイズである純正タイヤサイズを選ぶことが重要です。
購入時には、サイズのほかにタイヤの製造年月日も確認すべきです。スタッドレスタイヤは、3年間は同等の性質を保つよう、タイヤ公正取引委員会で確認されています。適正な環境の下で保管されたタイヤは、2シーズン前のものでも同等の性質を持つことが、タイヤ公正取引協議会の共催試験で確認されています。
購入時には、スタッドレスタイヤの製造年から3年を超えていないか、確認するのがおすすめです。
メーカー
ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ、トーヨー、グッドイヤー、ミシュラン、コンチネンタル、ファルケン、ピレリなど、スタッドレスタイヤを製造しているタイヤメーカーは、国内外に複数あります。
冬の路面といえども、乾いている路面もあれば濡れた路面もあり、凍結していたり雪が積もっていたり、状況はさまざまです。タイヤメーカー各社は、路面状況や地域差、車種などを考慮し、さまざまな性能を持つスタッドレスタイヤを製造しています。メーカーはもちろん、ラインナップの中から路面状況や地域性、クルマのタイプを考慮してスタッドレスタイヤを選ぶべきです。
冬の路面といえども、乾いている路面もあれば濡れた路面もあり、凍結していたり雪が積もっていたり、状況はさまざまです。タイヤメーカー各社は、路面状況や地域差、車種などを考慮し、さまざまな性能を持つスタッドレスタイヤを製造しています。メーカーはもちろん、ラインナップの中から路面状況や地域性、クルマのタイプを考慮してスタッドレスタイヤを選ぶべきです。
スタッドレスタイヤのタイプ
スタッドレスタイヤで使われているタイヤは、吸水タイプと撥水タイプの大きく2タイプに分けられます。
札幌市をはじめとした北海道や東北、日本海沿岸のような積雪量が多く、路面が凍結する期間が長いエリアでは、吸水タイプのスタッドレスタイヤがおすすめです。吸水タイプのスタッドレスタイヤは、雪や氷が溶けた水を溝の間にため込み、遠心力を利用して後ろへ飛ばすので、アイスバーンやウェット路に強いためです。
反対に、雪は降って積もることもあるけれど路面の凍結はあまりないという地域なら、路面をひっかいて推進力を上げる撥水タイプのスタッドレスタイヤがおすすめです。ただし、降雪量が多い地域に、スキーやスノーボードのようなウインタースポーツを楽しみに行くことがある場合には、吸水タイプのスタッドレスタイヤを選ぶといいでしょう。スキー場へ向かう山道を運転する際に安全性が高まります。
札幌市をはじめとした北海道や東北、日本海沿岸のような積雪量が多く、路面が凍結する期間が長いエリアでは、吸水タイプのスタッドレスタイヤがおすすめです。吸水タイプのスタッドレスタイヤは、雪や氷が溶けた水を溝の間にため込み、遠心力を利用して後ろへ飛ばすので、アイスバーンやウェット路に強いためです。
反対に、雪は降って積もることもあるけれど路面の凍結はあまりないという地域なら、路面をひっかいて推進力を上げる撥水タイプのスタッドレスタイヤがおすすめです。ただし、降雪量が多い地域に、スキーやスノーボードのようなウインタースポーツを楽しみに行くことがある場合には、吸水タイプのスタッドレスタイヤを選ぶといいでしょう。スキー場へ向かう山道を運転する際に安全性が高まります。
価格
スタッドレスタイヤの価格はサイズやタイプによりさまざまです。選ぶ際には価格だけではなく、雪や氷の上でしっかり止まってしっかり曲がれる機能面も重要です。こうした性能にプラスして、最近では省エネ性能を持つスタッドレスタイヤも登場しています。
スタッドレスタイヤはノーマルタイヤに比べて燃費が悪くなりますが、省エネ性能を備えるスタッドレスタイヤを選べば、ガソリン代を減らせる可能性が広がります。一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)が定めている「低燃費タイヤラベリング制度」の基準を満たしたタイヤは低燃費タイヤと定義されます。このように、スタッドレスタイヤの中にも低燃費タイヤと定義されているモデルがあります。
そもそもスタッドレスタイヤの価格自体が決して安いものではありません。購入時、性能のほかスタッドレスタイヤそのものの価格を比較検討することも重要ですが、購入後の経済性も考慮すべきです。
スタッドレスタイヤはノーマルタイヤに比べて燃費が悪くなりますが、省エネ性能を備えるスタッドレスタイヤを選べば、ガソリン代を減らせる可能性が広がります。一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)が定めている「低燃費タイヤラベリング制度」の基準を満たしたタイヤは低燃費タイヤと定義されます。このように、スタッドレスタイヤの中にも低燃費タイヤと定義されているモデルがあります。
そもそもスタッドレスタイヤの価格自体が決して安いものではありません。購入時、性能のほかスタッドレスタイヤそのものの価格を比較検討することも重要ですが、購入後の経済性も考慮すべきです。
氷上性能
氷上性能とは、氷の上で滑りづらくするための性能です。凍結した路面を走るのに特化しています。スタッドレスタイヤの素材に柔らかい特殊なゴムを採用していること、滑りの原因となる水膜を取り除く除水性能があること、路面をひっかいて抵抗を生むエッジ効果があること、この3つが氷上性能に大きく関わります。氷上性能が高いスタッドレスタイヤを選ぶなら、この3つを重視するといいでしょう。
雪上性能
雪上性能とは、雪が積もった道でタイヤが滑らないようにする性能です。積雪が多い地域では、雪上性能を重視して選ぶといいでしょう。
特に雪が深い路面では、タイヤが空回りして発進できないトラブルが発生しやすいです。寒冷地に強い素材を使っているかどうか、デコボコがあるブロックで雪をひっかくエッジ効果があるかどうか、雪を踏み固めて作った雪の柱を蹴って駆動力を得る雪柱せん断力があるかどうか、この3点に注目して選ぶのがおすすめです。
特に雪が深い路面では、タイヤが空回りして発進できないトラブルが発生しやすいです。寒冷地に強い素材を使っているかどうか、デコボコがあるブロックで雪をひっかくエッジ効果があるかどうか、雪を踏み固めて作った雪の柱を蹴って駆動力を得る雪柱せん断力があるかどうか、この3点に注目して選ぶのがおすすめです。
寿命
スタッドレスタイヤの寿命はこれまで3〜4年と言われてきましたが、最近では、ゴムの配合を工夫したスタッドレスタイヤや新素材を使用したスタッドレスタイヤが登場し、長く使えるスタッドレスタイヤが登場しています。
そもそもスタッドレスタイヤには、路面に対するグリップ力を高めるために柔らかいゴムが使われています。使用状況や保管状況によりますが、スタッドレスタイヤはおよそ3年でゴムの硬化が始まるとされており、硬くなることで性能が低下します。
また、スタッドレスタイヤは新品時から50%摩耗した場合、寿命だと考えていいでしょう。50%摩耗すると、氷雪路性能を引き出すのが難しくなるからです。
タイヤそのものの寿命は溝の深さが1.6mmまでなので、どのタイヤにも1.6mmとなったことを示すスリップサインと呼ばれる目印があります。この1.6mmを示すスリップサインとは別に、スタッドレスタイヤには使用限界を示すプラットフォームという目印があります。
プラットフォームには、スタッドレスタイヤの寿命である50%摩耗の目安となるギザギザが刻まれています。タイヤのブロックとプラットフォームの高さが同じくらいになってきたら、新しいスタッドレスタイヤと交換しましょう。
スタッドレスタイヤは、愛車を乗り換えるまで、冬が来るたびに使い続けるものです。ランニングコストを考慮し、ロングライフ性能が高いスタッドレスタイヤを選ぶのもいいでしょう。また、おクルマの乗り換えのタイミングも考えてのご検討もおすすめします。
そもそもスタッドレスタイヤには、路面に対するグリップ力を高めるために柔らかいゴムが使われています。使用状況や保管状況によりますが、スタッドレスタイヤはおよそ3年でゴムの硬化が始まるとされており、硬くなることで性能が低下します。
また、スタッドレスタイヤは新品時から50%摩耗した場合、寿命だと考えていいでしょう。50%摩耗すると、氷雪路性能を引き出すのが難しくなるからです。
タイヤそのものの寿命は溝の深さが1.6mmまでなので、どのタイヤにも1.6mmとなったことを示すスリップサインと呼ばれる目印があります。この1.6mmを示すスリップサインとは別に、スタッドレスタイヤには使用限界を示すプラットフォームという目印があります。
プラットフォームには、スタッドレスタイヤの寿命である50%摩耗の目安となるギザギザが刻まれています。タイヤのブロックとプラットフォームの高さが同じくらいになってきたら、新しいスタッドレスタイヤと交換しましょう。
スタッドレスタイヤは、愛車を乗り換えるまで、冬が来るたびに使い続けるものです。ランニングコストを考慮し、ロングライフ性能が高いスタッドレスタイヤを選ぶのもいいでしょう。また、おクルマの乗り換えのタイミングも考えてのご検討もおすすめします。

スタッドレスタイヤ履き替え前に確認するポイント
夏タイヤからスタッドレスタイヤに履き替える前に、保管しておいたスタッドレスタイヤが今冬も問題なく使用できるかどうかを確認する必要があります。
スタッドレスタイヤをチェックするポイントは、大きく以下の2点です。
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
スタッドレスタイヤをチェックするポイントは、大きく以下の2点です。
●タイヤの溝の深さ
●タイヤの見た目
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
タイヤの溝の深さ
溝とは、タイヤの溝のことです。タイヤの溝は、法律で1.6mm以上の深さを保持しなければならないと決められています。この深さを下回ってしまうと、危険性が高まるのはもちろん整備不良車扱いとなり、道路交通法違反となってしまうため早急な交換が必要です。
ただ、この「1.6㎜」はあくまで使用の限界で、安全に走行することを考えるともっと早い段階での交換が必要で、夏タイヤでは4㎜程度を目安に交換をおすすめしています。
スタッドレスタイヤの場合、スタッドレスタイヤとしての性能が維持できる目安として「プラットフォーム」と呼ばれる目印がついています。
プラットフォームはタイヤの溝の中にあり、そのサインが露出したらスタッドレスタイヤ交換の合図です。スタッドレスタイヤの溝は約10mmで、5mmまで減るとプラットフォームが露出します。
スタッドレスタイヤに履き替える前に、まずはこのプラットフォームが露出していないかを確認しましょう。
プラットフォームは1本のスタッドレスタイヤに4箇所あります。そのうちの1箇所でも露出してしまっていたら、スタッドレスタイヤとしての性能は保証されません。すべてのプラットフォームが隠れた状態になっているかを必ずチェックしてください。
もうひとつ、100円玉でタイヤの溝の残りをチェックする方法があります。100円玉の「1」の数字側をタイヤの溝に差し込み、100円の「1」の数字が露出しているか否かを確認する方法です。1の数字が見えていたら、タイヤの溝が残り5mmを切っているということなので、交換のタイミングになります。こちらも、数箇所に100円玉を差し込んで、各所の溝の残りをチェックしましょう。
ただ、この「1.6㎜」はあくまで使用の限界で、安全に走行することを考えるともっと早い段階での交換が必要で、夏タイヤでは4㎜程度を目安に交換をおすすめしています。
スタッドレスタイヤの場合、スタッドレスタイヤとしての性能が維持できる目安として「プラットフォーム」と呼ばれる目印がついています。
プラットフォームはタイヤの溝の中にあり、そのサインが露出したらスタッドレスタイヤ交換の合図です。スタッドレスタイヤの溝は約10mmで、5mmまで減るとプラットフォームが露出します。
スタッドレスタイヤに履き替える前に、まずはこのプラットフォームが露出していないかを確認しましょう。
プラットフォームは1本のスタッドレスタイヤに4箇所あります。そのうちの1箇所でも露出してしまっていたら、スタッドレスタイヤとしての性能は保証されません。すべてのプラットフォームが隠れた状態になっているかを必ずチェックしてください。
もうひとつ、100円玉でタイヤの溝の残りをチェックする方法があります。100円玉の「1」の数字側をタイヤの溝に差し込み、100円の「1」の数字が露出しているか否かを確認する方法です。1の数字が見えていたら、タイヤの溝が残り5mmを切っているということなので、交換のタイミングになります。こちらも、数箇所に100円玉を差し込んで、各所の溝の残りをチェックしましょう。

タイヤの見た目
スタッドレスタイヤの溝がしっかり残っていても、タイヤ自体が劣化している場合には装着をせずに交換する必要があります。
タイヤの劣化は、タイヤ自体の見た目をチェックすることである程度判断が可能です。夏タイヤからスタッドレスタイヤに履き替える前に、タイヤをしっかり見て異常がないかを確認しましょう。
見るべきポイントの1つが「ひび割れ」です。
ひび割れはほとんどの場合、タイヤのゴムが硬くなることにより発生します。極端な例ですが、輪ゴムが古くなると固くなってひび割れし、伸ばすと簡単に切れてしまうのを想像してもらえるとわかりやすいかもしれません。
タイヤと輪ゴムではゴムの強度が違うためタイヤのゴムは簡単に切れることはありませんが、ゴムが硬くなるとスタッドレスタイヤは雪上、氷上でのグリップ力が落ちてしまうため、交換が必要と考えられます。また、ひび割れが起こっていなくてもゴムが硬くなっている場合がありますので、ご注意ください。
そのほか、溝は残っていてもタイヤの摩耗に偏りが見られる場合は注意が必要です。
偏摩耗をしているタイヤは地面との接地面積が少ないため、ブレーキ性能などが充分に発揮できなくなってしまい、安全な運転ができない可能性があります。この場合も、スタッドレスタイヤを装着する前に交換することが望ましいです。
ひび割れの状態などを見て、ご自身で安全か危険かの判断をするのは難しいと思います。ディーラーや整備工場、カー用品店などでプロに確認してもらうのが一番です。
もしタイヤの状態を見て不安を感じることがあれば、履き替えの前に必ずプロに相談をしましょう!
タイヤの劣化は、タイヤ自体の見た目をチェックすることである程度判断が可能です。夏タイヤからスタッドレスタイヤに履き替える前に、タイヤをしっかり見て異常がないかを確認しましょう。
見るべきポイントの1つが「ひび割れ」です。
ひび割れはほとんどの場合、タイヤのゴムが硬くなることにより発生します。極端な例ですが、輪ゴムが古くなると固くなってひび割れし、伸ばすと簡単に切れてしまうのを想像してもらえるとわかりやすいかもしれません。
タイヤと輪ゴムではゴムの強度が違うためタイヤのゴムは簡単に切れることはありませんが、ゴムが硬くなるとスタッドレスタイヤは雪上、氷上でのグリップ力が落ちてしまうため、交換が必要と考えられます。また、ひび割れが起こっていなくてもゴムが硬くなっている場合がありますので、ご注意ください。
そのほか、溝は残っていてもタイヤの摩耗に偏りが見られる場合は注意が必要です。
偏摩耗をしているタイヤは地面との接地面積が少ないため、ブレーキ性能などが充分に発揮できなくなってしまい、安全な運転ができない可能性があります。この場合も、スタッドレスタイヤを装着する前に交換することが望ましいです。
ひび割れの状態などを見て、ご自身で安全か危険かの判断をするのは難しいと思います。ディーラーや整備工場、カー用品店などでプロに確認してもらうのが一番です。
もしタイヤの状態を見て不安を感じることがあれば、履き替えの前に必ずプロに相談をしましょう!

スタッドレスタイヤの買い替えにかかる費用は?
スタッドレスタイヤの溝が少なくなったり、タイヤ自体の劣化が進んでいるようであれば、タイヤの買い替えが必要になります。
では、実際にスタッドレスタイヤの購入にはいくら位の費用が必要なのでしょうか?
「選び方」の解説でも少し触れましたが、タイヤの価格はサイズやメーカー・ブランドによって異なり、同じ車種でも複数のタイヤサイズの設定がある事から、この記事だけで全ての金額をお伝えするのは残念ながら難しいです。
そこでここでは参考になりそうな情報として、問合せが多くタイヤのサイズ設定が複数ある「現行カローラ(セダン)」を代表例に、AGHトヨタ札幌での価格をご紹介したいと思います。
では、実際にスタッドレスタイヤの購入にはいくら位の費用が必要なのでしょうか?
「選び方」の解説でも少し触れましたが、タイヤの価格はサイズやメーカー・ブランドによって異なり、同じ車種でも複数のタイヤサイズの設定がある事から、この記事だけで全ての金額をお伝えするのは残念ながら難しいです。
そこでここでは参考になりそうな情報として、問合せが多くタイヤのサイズ設定が複数ある「現行カローラ(セダン)」を代表例に、AGHトヨタ札幌での価格をご紹介したいと思います。
■「カローラセダン」のスタッドレスタイヤサイズ・価格一覧
グレード/サイズ | 銘柄 | タイヤ | 工賃/組替 | 工賃/バランス(アルミ) | 合計 |
WxB 215/45R17 (標準装備) |
VRX2 | 196,760円 | 6,050円 | 5,610円 | 208,420円 |
VRX3 | 203,720円 | 215,380円 | |||
G 205/55R16 (オプション設定) |
VRX2 | 174,960円 | 186,620円 | ||
VRX3 | 179,960円 | 191,620円 | |||
G・X 195/65R15 (標準装備) |
VRX2 | 104,360円 | 116,020円 | ||
VRX3 | 108,240円 | 119,900円 |
※タイヤ4本価格
※メーカー:ブリヂストン
※全て4本税込価格
※2023年7月時点の価格。時期により異なる場合があります。
※メーカー:ブリヂストン
※全て4本税込価格
※2023年7月時点の価格。時期により異なる場合があります。
タイヤの交換に掛かる費用
カローラのタイヤ交換費用の一覧をご紹介させていただきましたが、タイヤ以外にも様々な費用が設定されていることに気がつかれた方も多いのではないでしょうか?
実はタイヤの交換には様々な作業が発生し、それぞれに費用が必要となります。
●タイヤ本体の料金
タイヤ本体の料金です。通常、ホイールは別途必要になります。
●着脱・組み替え工賃
タイヤをホイールに組み付けるための費用です。すでにタイヤがホイールに組んである場合、外す作業でも費用が発生する場合があります。
また、一部の大径ホイールや扁平の薄いタイヤの組み替えは特殊な機器が必要となる場合もありますので、作業可能か事前の確認が必要です。
●バランス調整工賃
バランス調整とは、車が安定して安全に走行できるように、タイヤの重量の偏りを補正する作業をします。
バランスが崩れた状態で走行すると、ハンドルの振動や偏摩耗の発生につながる事もありますので、非常に重要な作業です。
●タイヤ廃棄費用
タイヤの廃棄方法は実はルールがきまっており、環境省が定める「適正処理困難物」に当たり、法令等を踏まえた適正な回収・処理を行う必要があります。
AGHトヨタ札幌では廃棄費用はタイヤ本体の価格に含めておりますので、別途費用をいただく必要はありません。
実はタイヤの交換には様々な作業が発生し、それぞれに費用が必要となります。
●タイヤ本体の料金
タイヤ本体の料金です。通常、ホイールは別途必要になります。
●着脱・組み替え工賃
タイヤをホイールに組み付けるための費用です。すでにタイヤがホイールに組んである場合、外す作業でも費用が発生する場合があります。
また、一部の大径ホイールや扁平の薄いタイヤの組み替えは特殊な機器が必要となる場合もありますので、作業可能か事前の確認が必要です。
●バランス調整工賃
バランス調整とは、車が安定して安全に走行できるように、タイヤの重量の偏りを補正する作業をします。
バランスが崩れた状態で走行すると、ハンドルの振動や偏摩耗の発生につながる事もありますので、非常に重要な作業です。
●タイヤ廃棄費用
タイヤの廃棄方法は実はルールがきまっており、環境省が定める「適正処理困難物」に当たり、法令等を踏まえた適正な回収・処理を行う必要があります。
AGHトヨタ札幌では廃棄費用はタイヤ本体の価格に含めておりますので、別途費用をいただく必要はありません。

スタッドレスタイヤを長持ちさせる方法

スタッドレスタイヤは冬から春にかけての限定された期間のみ使用するものなので、できるだけ劣化を抑えて長く使用したいもの。夏タイヤよりも高価なタイヤが多いので、節約のためにも長持ちさせたいですよね。
スタッドレスタイヤは、適切な使用と管理を行うことで長持ちさせることができます。ここでは、スタッドレスタイヤを長持ちさせるための3つのポイントをご紹介します。
スタッドレスタイヤは、適切な使用と管理を行うことで長持ちさせることができます。ここでは、スタッドレスタイヤを長持ちさせるための3つのポイントをご紹介します。
①適切な空気圧を維持する
②正しい方法で保管する
③タイヤのローテーションを行う
①適正な空気圧
スタッドレスタイヤを長持ちさせるために、適切な空気圧を維持することはとても重要です。空気圧は、高すぎても低すぎてもタイヤの劣化を招く恐れがあります。
空気圧が低すぎると、走行中にタイヤが必要以上にたわんでしまい、加熱が進みます。熱によってタイヤがダメージを受けると、回転に耐えられなくなって最悪の場合バーストを起こす恐れがあるため注意が必要です。
また、過度なたわみによってタイヤの摩耗に偏りが出てしまい、正常な状態よりも劣化が進んでしまう可能性があります。
逆に空気圧が高すぎると、外部からのダメージを受けやすくなり、タイヤの劣化や損傷を起こしやすくなります。また、空気圧が高すぎる場合、タイヤ中央が偏摩耗を起こしやすくなるので、やはり劣化が進みやすくなります。
適切な空気圧は、タイヤの種類や車種によって数値が異なります。
運転席のドア付近や、給油口の蓋などに車種ごと、状況ごとに適した数値が記載されていますので、その数値を参考に適切な空気圧を維持するように心がけましょう。
空気圧のチェックは最低でも月1回は行うことが望ましいとされています。ガソリンスタンドで確認してもらえる(もしくは自分でチェックできる)ので、ガソリンを入れるついでに定期的に調整するように意識してみましょう。
空気圧が低すぎると、走行中にタイヤが必要以上にたわんでしまい、加熱が進みます。熱によってタイヤがダメージを受けると、回転に耐えられなくなって最悪の場合バーストを起こす恐れがあるため注意が必要です。
また、過度なたわみによってタイヤの摩耗に偏りが出てしまい、正常な状態よりも劣化が進んでしまう可能性があります。
逆に空気圧が高すぎると、外部からのダメージを受けやすくなり、タイヤの劣化や損傷を起こしやすくなります。また、空気圧が高すぎる場合、タイヤ中央が偏摩耗を起こしやすくなるので、やはり劣化が進みやすくなります。
適切な空気圧は、タイヤの種類や車種によって数値が異なります。
運転席のドア付近や、給油口の蓋などに車種ごと、状況ごとに適した数値が記載されていますので、その数値を参考に適切な空気圧を維持するように心がけましょう。
空気圧のチェックは最低でも月1回は行うことが望ましいとされています。ガソリンスタンドで確認してもらえる(もしくは自分でチェックできる)ので、ガソリンを入れるついでに定期的に調整するように意識してみましょう。
②適切な保管方法
スタッドレスタイヤは夏の間使用しないので、保管の必要があります。タイヤによくない方法で保管をすると、次の冬に装着しようと思ったらタイヤが劣化してしまった…ということにもなりかねません。正しい方法で保管することは重要です。
そこで、スタッドレスタイヤを長持ちさせるために保管する上での注意点を解説します。
●スタッドレスタイヤのNGな保管方法
スタッドレスタイヤを保管する際には、洗って汚れを落としてから保管しましょう。泥などの汚れがついていると、ゴムの劣化や変色を招く恐れがあります。
また、タイヤを洗った後にタイヤワックスを使用する人もいると思われます。スタッドレスタイヤを保管する前は、タイヤワックスは使用せず、そのままの状態で保管することが望ましいです。
タイヤワックスはタイヤに艶を出してきれいに見せてくれますが、タイヤの劣化原因となる成分が含まれているものもあります。長期間保管する間に劣化を招く恐れがあるため、タイヤワックスは使用せずに保管しましょう。
●使用しないタイヤは日光に当たらない場所に保管
タイヤは日光や熱によって劣化しやすくなります。
スタッドレスタイヤを使用しないシーズンオフは、日陰で風通しの良い車庫、または物置の中やトランクルームなど屋内に保管することをおすすめします。
●屋外で保管する場合はカバーの活用を
ただ、どうしても屋外にしか置くことができないときは、タイヤを保管するためのUVカット効果がある保管袋が販売されているので、こちらを使用するようにしましょう。
その上で、できるだけ建物の影など直射日光の当たりにくい場所に置くのがおすすめです。ただし、直接地面に置いてしまうと湿気で傷んでしまうので、なにかしらタイヤの下に引いたり、ラックや台に載せて保管するようにしましょう。
●少し空気を抜いておく
スタッドレスタイヤを長期間保管する場合、空気圧が高い状態にしておくと、空気圧でタイヤにストレスがかかり続け劣化しやすくなります。少し空気を抜いておくことで、タイヤへの負担が軽減され、よい状態を保ちやすくなりますので、ぜひ実践してください。
●ラックが無い場合は横向きで
ちなみに、ホイールのついた状態でタイヤを保管する際には、タイヤラックを使用すると、タイヤに負担をかけることなく長期間保管できますのでおすすめです。
ですが、スペースの問題などでタイヤラックを置けない場合もあると思います。そのような場合は、タイヤは横向きに寝かせる形で積むようにしましょう。
こうすることで、タイヤの1カ所に荷重がかかり変形してしまう事を防ぐことができます。
●「タイヤ保管サービス」の活用も手
集合住宅などではどうしてもタイヤの置き場所が確保できないこともあるので、その場合はタイヤの保管サービスの利用も検討しましょう。
有料にはなりますが、適切な環境で保管してもらえる上に防犯上のリスクも無くなるのでメリットは大きいです。
AGHトヨタ札幌でもタイヤ保管サービスをご用意していますので、お悩みの際はぜひご相談ください。
そこで、スタッドレスタイヤを長持ちさせるために保管する上での注意点を解説します。
●スタッドレスタイヤのNGな保管方法
スタッドレスタイヤを保管する際には、洗って汚れを落としてから保管しましょう。泥などの汚れがついていると、ゴムの劣化や変色を招く恐れがあります。
また、タイヤを洗った後にタイヤワックスを使用する人もいると思われます。スタッドレスタイヤを保管する前は、タイヤワックスは使用せず、そのままの状態で保管することが望ましいです。
タイヤワックスはタイヤに艶を出してきれいに見せてくれますが、タイヤの劣化原因となる成分が含まれているものもあります。長期間保管する間に劣化を招く恐れがあるため、タイヤワックスは使用せずに保管しましょう。
●使用しないタイヤは日光に当たらない場所に保管
タイヤは日光や熱によって劣化しやすくなります。
スタッドレスタイヤを使用しないシーズンオフは、日陰で風通しの良い車庫、または物置の中やトランクルームなど屋内に保管することをおすすめします。
●屋外で保管する場合はカバーの活用を
ただ、どうしても屋外にしか置くことができないときは、タイヤを保管するためのUVカット効果がある保管袋が販売されているので、こちらを使用するようにしましょう。
その上で、できるだけ建物の影など直射日光の当たりにくい場所に置くのがおすすめです。ただし、直接地面に置いてしまうと湿気で傷んでしまうので、なにかしらタイヤの下に引いたり、ラックや台に載せて保管するようにしましょう。
●少し空気を抜いておく
スタッドレスタイヤを長期間保管する場合、空気圧が高い状態にしておくと、空気圧でタイヤにストレスがかかり続け劣化しやすくなります。少し空気を抜いておくことで、タイヤへの負担が軽減され、よい状態を保ちやすくなりますので、ぜひ実践してください。
●ラックが無い場合は横向きで
ちなみに、ホイールのついた状態でタイヤを保管する際には、タイヤラックを使用すると、タイヤに負担をかけることなく長期間保管できますのでおすすめです。
ですが、スペースの問題などでタイヤラックを置けない場合もあると思います。そのような場合は、タイヤは横向きに寝かせる形で積むようにしましょう。
こうすることで、タイヤの1カ所に荷重がかかり変形してしまう事を防ぐことができます。
●「タイヤ保管サービス」の活用も手
集合住宅などではどうしてもタイヤの置き場所が確保できないこともあるので、その場合はタイヤの保管サービスの利用も検討しましょう。
有料にはなりますが、適切な環境で保管してもらえる上に防犯上のリスクも無くなるのでメリットは大きいです。
AGHトヨタ札幌でもタイヤ保管サービスをご用意していますので、お悩みの際はぜひご相談ください。
③タイヤローテション
タイヤのローテーションとは、スタッドレスタイヤを装着する位置を変えることです。例えば、前輪に装着していたタイヤを後ろに装着して、後輪に装着していたタイヤを前に装着します。摩耗の状態によっては、左右のタイヤを交換することも有効です。
タイヤは前輪に装着しているタイヤの方が摩耗が早いです。その理由として、多くの車種は前側にエンジンなどを搭載している事が多いので、必然的に前の方が重量が重くなるためです。重量が重ければ、それだけタイヤにかかる負担も大きくなるので、摩耗も大きくなるのです。
そのほか、前輪のタイヤはカーブや曲がり角の操縦を行っているため、運転による摩耗の影響を強く受けます。ごく稀に後輪のタイヤも操縦を行うタイプの車種もありますが、こうした車種を除いては前輪のタイヤのほうが負担がかかりやすいです。そのほか、ブレーキによる負荷も前輪のタイヤのほうが大きいなど、さまざまな理由から前輪タイヤのほうが摩耗が早く、劣化しやすいといえます。
定期的に前後、左右のタイヤを交換することで、摩耗が均等になるため、全体としてのタイヤの寿命を長く保つことができます。タイヤ交換はディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドで行うことができますので、定期的にタイヤをチェックして、前後の摩耗に差が出ているようであれば、ローテーションすることをおすすめします。
札幌では特に注意が必要で、これは「4WD」の車の多さが関わっています。
4WDの車で前後のタイヤ溝に大きな差があると、前輪後輪でタイヤの抵抗に違いが発生し4WDの部品に負担が掛かるようになります。
この状態で走行を続けていると4WD自体の故障に繋がり大変危険です。札幌のような雪国で4WDの車に乗っている方は、こまめなタイヤのチェックとローテーションの実施を心がけましょう。
タイヤは前輪に装着しているタイヤの方が摩耗が早いです。その理由として、多くの車種は前側にエンジンなどを搭載している事が多いので、必然的に前の方が重量が重くなるためです。重量が重ければ、それだけタイヤにかかる負担も大きくなるので、摩耗も大きくなるのです。
そのほか、前輪のタイヤはカーブや曲がり角の操縦を行っているため、運転による摩耗の影響を強く受けます。ごく稀に後輪のタイヤも操縦を行うタイプの車種もありますが、こうした車種を除いては前輪のタイヤのほうが負担がかかりやすいです。そのほか、ブレーキによる負荷も前輪のタイヤのほうが大きいなど、さまざまな理由から前輪タイヤのほうが摩耗が早く、劣化しやすいといえます。
定期的に前後、左右のタイヤを交換することで、摩耗が均等になるため、全体としてのタイヤの寿命を長く保つことができます。タイヤ交換はディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドで行うことができますので、定期的にタイヤをチェックして、前後の摩耗に差が出ているようであれば、ローテーションすることをおすすめします。
札幌では特に注意が必要で、これは「4WD」の車の多さが関わっています。
4WDの車で前後のタイヤ溝に大きな差があると、前輪後輪でタイヤの抵抗に違いが発生し4WDの部品に負担が掛かるようになります。
この状態で走行を続けていると4WD自体の故障に繋がり大変危険です。札幌のような雪国で4WDの車に乗っている方は、こまめなタイヤのチェックとローテーションの実施を心がけましょう。

冬の札幌市で運転する際に特に注意すること

いくらスタッドレスタイヤを装着していても運転する際に注意していないと、滑って前の車にぶつかったり、脇にそれて路肩や法面(道路わきの斜面)に突っ込んでしまったりすることがあります。
この項目では、冬の札幌市を車で走行するとき、気をつけるべきことを紹介します。
この項目では、冬の札幌市を車で走行するとき、気をつけるべきことを紹介します。
冬の札幌の道路はとにかく滑る
札幌で冬の間、パウダースノーや水分を含んだ雪が降ったり路面が凍結したり、とにかく滑る状況が続きます。慣れた場所なら「ここは危ない」「ここは凍っていることが多い」と知っているので気をつけて運転できますが、あまり通ったことがない道や初めて訪れる場所では、冬の北海道での運転に慣れた人でもうっかり事故を起こしてしまうことがあるほどです。
冬の札幌の道路はとにかく滑ると思って、車間距離を取り、スピードを出しすぎず、危険を察知したら早めにゆっくりブレーキを踏むことを意識して運転することが重要です。
冬の札幌の道路はとにかく滑ると思って、車間距離を取り、スピードを出しすぎず、危険を察知したら早めにゆっくりブレーキを踏むことを意識して運転することが重要です。
普通の道路に見えるブラックアイスバーン
ブラックアイスバーンとは、アスファルトの表面に薄い氷が張っているのに、ぱっと見は濡れているようにしか見えない状態のことを指します。気温が非常に低ければ雪が降っていなくても発生し、特に夜間は凍っているのか濡れているだけなのか、見分けるのが非常に難しいです。
ブラックアイスバーンが発生しやすいのは、橋の上やトンネルの入口、日が当たらない場所、交差点付近です。道路の凍結が疑われる場合は、こうした場所を走行しない、走行する場合には車間距離をいつもより広くとり、極端にスピードを落として注意深く進むことが重要です。
ブラックアイスバーンが発生しやすいのは、橋の上やトンネルの入口、日が当たらない場所、交差点付近です。道路の凍結が疑われる場合は、こうした場所を走行しない、走行する場合には車間距離をいつもより広くとり、極端にスピードを落として注意深く進むことが重要です。
冬は道幅が狭くなる(特に小道は注意)
冬の北海道では道路の除雪をするため、路肩に雪が積み重なって道路が狭くなりがちです。札幌市の中心部にある4車線の道路が冬季には3車線に減ってしまったり、元々車幅が狭い道路なのに車のすれ違いが出来なくなったり、雪のせいで道幅が狭くなることもあります。
特に大通りから小道へ入ろうとすると、路肩にある雪が邪魔をして曲がりきれないということも少なくありません。特に札幌のような市街地や住宅街での冬の運転に慣れていないなら、狭い道へ入るのは避けたほうがいいでしょう。
特に大通りから小道へ入ろうとすると、路肩にある雪が邪魔をして曲がりきれないということも少なくありません。特に札幌のような市街地や住宅街での冬の運転に慣れていないなら、狭い道へ入るのは避けたほうがいいでしょう。

まとめ
冬の北海道を車で移動するなら、スタッドレスタイヤが必須です。スタッドレスタイヤは、性能はもちろん、タイヤサイズ、製造年、住んでいる地域の気候を重視して選ぶと失敗が少ないです。札幌の市街地や住宅街を走るときには十分に注意しましょう。
スタッドレスタイヤを選ぶ際、どれを選べばいいのか迷うことも少なくないでしょう。そのような場合には、私どもAGHトヨタ札幌にお任せ下さい!
スタッドレスタイヤを選ぶ際、どれを選べばいいのか迷うことも少なくないでしょう。そのような場合には、私どもAGHトヨタ札幌にお任せ下さい!