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アルファードは雪道の走行も安心！4WDの特長や車の魅力を徹底解説！

作成日：2022年11月28日
更新日：2023年7月25日

アルファードは雪道の走行も安心！4WDの特長や車の魅力を徹底解説！

トヨタの最高級ミニバンとして高い人気を誇る「アルファード」。札幌でも人気のアルファードですが、雪国の滑りやすい道路での走りはどうでしょうか？ここでは「雪道に強い車」について解説しながら、アルファードの雪道での走行性能について、4WDの機能をはじめ燃費性能や価格・グレード、特長などを幅広く解説していきます。

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「雪道に強い車」とは？

アルファードの雪道性能を知るために、まずは「雪道に強いクルマ」がどのような特長があるかについて説明します。
雪道に強い車のポイントとしては、主に以下の3点が挙げられます。

①4WD機能が搭載されている車
②地上からの高さがある車
③寒冷地仕様車

それぞれの特長を詳しく見ていきましょう。

①4WD機能が搭載されている車

｢4WD｣は、4本すべてのタイヤにエンジンからの駆動力を伝える駆動方式です。雪道やアイスバーンのような滑りやすい道や砂利道のような不安定な路面でも、安定して力を地面に伝える事ができ、しっかりした走りを実現します。

ただし、4WDのクルマは一般的に、FF車のような2WDのクルマより燃費が若干悪くなるというデメリットがあります。
アルファードには燃費性能の高いハイブリッド車が用意されており、しかもハイブリッド車の全グレードが専用の4WD (E-Four) の設定となっているので、燃費を気にされる方にはおすすめです。

②地上からの高さがある車

｢最低地上高｣という数値が高い車ほど、雪道に強く安心して運転できるといわれています。最低地上高とは、車体のお腹部分 (車体底部) から地面までの高さのことです。車体の底から地面までの高さが高いほど、雪道に強いということになります。

最低地上高が高いほど雪道に強いといわれる理由は、雪が積もっていても車体底部が雪にひっかからずに運転を継続できるためです。車体が低い車だと、雪が多く積もっているときに、車体底部が雪にあた｢亀の子状態｣という｢タイヤが浮いて走れない状態｣になってしまいます。
最低地上高が高ければ、その分亀甲状態になる可能性が低くなるため、雪道でも安心して運転できます。

アルファードの最低地上高は｢165㎜｣あり、SUVのハリアーの｢190㎜｣と比べると低めですが、ノア･ヴォクシーの｢140㎜｣よりは余裕があるので、そこそこ積雪には強いと言えそうです。

③寒冷地仕様車

寒冷地仕様車とは、寒い地域でもエンジンの始動や車の走行が快適にできるように、車の仕様がカスタマイズされているオプション付車のことです。
寒冷地仕様車は一般的に、通常よりバッテリー容量が大きい物に変更され、エンジンが掛かりにくい寒冷地でもスムーズにエンジンがかかるように作られています。また、凍結防止の工夫や積雪対策が取られているなど、雪国でも安心して乗れるように作られています。他にも、ドアミラーにヒーターがついて気温の低い日でもミラーが凍結しないようにしたり、ワイパーのモーターを強化して、雪の日でも作動するようにしたりと、雪や寒さに負けない工夫がなされています。

雪道に強いクルマについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、こちらもぜひご覧ください。

「雪道に強いクルマ」の記事を読む

トヨタの最上級ラージミニバン「アルファード」

アルファードはトヨタのミニバンの中で最上級モデルの位置づけで、大きくインパクトのあるフロントマスクやボディサイズ、高級さを感じさせるインテリア、広々とした室内と質感の高いシートなど、高級車のクオリティとミニバンの機能性を併せ持ったような車です。
兄弟車に「ヴェルファイア」という車があり、この2つの車種がラージクラスのミニバンでは高い人気を誇っています。
そんなアルファードの特長や価格・グレード、4WDの機能についてご紹介をいたします。

アルファードの特長

アルファードのもっとも大きな特長は、やはりその高級感です。高級セダンに引けを取らない贅沢な仕様やミニバンならではのインパクトと高級感を兼ね備えたデザインは、老若男女を問わず多くの人の心を惹きつけます。

2023年6月に「快適な移動の幸せ」を極める事をコンセプトとしてフルモデルチェンジし、運転する人から後席に乗る人まで、乗る人全てが高い満足を提供してくれます。

「性能を世界基準に昇華させる」を開発テーマに、振動・騒音対策、燃費や走りといった基本性能を向上させながら、内・外装デザイン、ゆとりの室内空間、使い勝手といったあらゆる面をレベルアップさせ、ただのミニバンではなく“高級サルーン”と言える1台です。

雪道での走行性能にかかわる4WDの機能もさらに進化し、札幌・北海道でクルマに乗る皆さんにとってもさらに魅力ある車となっています。

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価格・グレード

まずはグレード設定と価格をご紹介します。

グレードは「Executive Lounge」と「Z」の2種類の設定です。
機能や装備設定をはじめ、内装色の設定に違いがあります。

「Executive Lounge」は、シートがプレミアムナッパ本革を採用。標準色はブラックですが、注文時にニュートラルベージュの選択もできます。インパネの色も同様です。

グレード「Z」は標準色がブラックで、プラチナホワイトパールマイカとプレシャスレオブロンドをメーカーオプションにて設定できます。インパネの設定色はブラックのみとなっています。

【アルファード価格】
		グレード	車両本体価格（税込）
2.5L ハイブリッド車	2WD	Executive Lounge	8,528,600円
	2WD	Z	6,228,600円
	E-Four	Executive Lounge	8,748,600円
	E-Four	Z	6,448,600円
2.5L ガソリン車	2WD	Z	5,431,900円
2.5L ガソリン車	4WD	Z	5,629,900円

■価格は’23年6月現在のものです。■価格はタイヤパンク応急修理キット、タイヤ交換用工具付の価格です。■北海道地区の価格には寒冷地仕様が含まれます。■価格にはオプション価格、取付費は含まれていません。自動車リサイクル法の施行により、リサイクル料金が別途必要となります。■保険料、税金（除く消費税）、登録料などの諸費用は別途申し受けます。

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外観・内装デザイン

新型アルファードの外装デザインはインパクトもありつつ、これまでよりもさらに洗練された上質なデザインに仕上がっています。

フロントマスクは高級感あふれる3眼LEDヘッドライトと一体感のある左右に大きく広がった大きなグリルが特長的です。
テールランプはLEDリヤコンビネーションランプを採用し、なめらかに輝く後ろ姿を演出。つなぎ目のないリヤコンビネーションランプは、上品な後ろ姿を表現しています。

内装のデザインは、上質なシートやインテリアパネル、パイロットシートのような運転席で、高級感だけではなく走りへの期待も高まるものとなっています。
さらに、どのように使用されるか・どういった工夫が乗る人にとっての「移動の幸せ」につながるかを考え抜き、「おもてなし」をテーマにした装備類を開発・採用しています。

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室内スペース

2列目シートを構造から見直し快適性を向上させ、まるで上質なプライベートルームのような空間を実現しました。

また、3列目シートにおいてもシート脇のクォータートリムやバックドアトリムの薄型化など、0.1mm単位で調整。運転席と2列目シートおよび3列目シートとの距離は前モデルよりもそれぞれ5mm／10mm広い前後席間距離を確保しました。

さらには、室内に伝わる振動や騒音を徹底的に軽減するため、ボディの骨組みから改善を行い、高級サルーンの名にふさわしい室内空間となっています。

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アルファードの燃費性能

これまでご紹介したように、日常からレジャーまで幅広い活躍が想像できるアルファードですが、遠出もするのであれば燃費性能は気になるポイントです。
ここでは、ハイブリッド車とガソリン車、グレードによる燃費の違いを比較できるようにしていますので、燃費を重視したい方はぜひチェックしてみてください。

新型アルファード　燃費一覧
		グレード	燃料消費率（国土交通省審査値） WLTCモード
2.5L ハイブリッド車	2WD	Executive Lounge	17.5km/L
	2WD	Z	17.7km/L^*1
	E-Four	Executive Lounge	16.5km/L
	E-Four	Z	16.7km/L^*2
2.5L ガソリン車	2WD	Z	10.6km/L^*3
2.5L ガソリン車	4WD	Z	10.3km/L^*4

＊1. 17インチタイヤを装着した場合、18.6km/L。＊2. 17インチタイヤを装着した場合、17.2km/L。＊3. 17インチタイヤを装着した場合、10.9km/L。＊4. 17インチタイヤを装着した場合、10.4km/L。
■燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境（気象、渋滞等）や運転方法（急発進、エアコン使用等）に応じて燃料消費率は異なります。■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。

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アルファードの4WDと雪道性能

アルファードの雪道性能を知る上で一番重要な4WDのシステムについてご紹介します。
アルファードの4WDには、ハイブリッド車用の「E-Four(電気式4WDシステム)」とガソリン車用の「ダイナミックトルクコントロール4WD」の2種類が用意されています。

「E-Four(電気式4WDシステム)」

E-Four(電気式4WDシステム)は、ハイブリッド車用の4WDシステムです。

路面状況を把握した上で前後輪のトルク配分を緻密に制御します。滑りやすい路面では安定した走行を実現し、ドライ路面では力強い発進と、旋回時のライントレース性を高めます。

4WDが作動すると、後輪へトルクを配分して通常の道では発進性をアシストします。タイヤのスリップ量や坂道の状況を検知して最適なトルクを配分し、安定した発進をサポートします。
雪道など滑りやすい道では、スリップを検知するとステアリング舵角入力により速やかに4WDに切り替わり、車の横滑りを防止します。

通常走行時は路面状況などを判断しながら2WDに切り替えることで、高い燃費性能を維持しつつ安全で安定した走行が可能です。

「ダイナミックトルクコントロール4WD」

「ダイナミックトルクコントロール4WD」はガソリン車のみに設定された4WDシステムです。緻密なトルク制御を行うことで、高い操縦安定性と低燃費を両立しているのが特長です。

通常の走行時には前輪駆動状態で燃費効率のよい走行を行い、発進や加速時、滑りやすい路面を走行する際は、車両の状態に合わせて細かく制御を行い最適なトルクを後輪に配分します。

走行中の4WD作動状態は、ディスプレイオーディオで確認することも可能です。

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兄弟車「ヴェルファイア」との違いとは？

これまでアルファードを中心にお話をしてきましたが、兄弟車のヴェルファイアについても気になる方は多いのではないでしょうか？
ここでは価格・グレードも含め、ヴェルファイアとの違いを簡単にご紹介いたします。

大きく違うのはエクステリアデザイン

大きく異なるのは外観で、特にフロントマスクの造形は大きく異なります。

豪華さ・高級感を前面に出したアルファードと比較すると、ヴェルファイアはスタイリッシュでインパクトのあるフロントマスクに、黒色の「漆黒メッキ」を基調とした金属加飾をあしらう事で上品さも演出しています。

また、これまでのアルファード・ヴェルファイアとはことなり、パワートレーンにも違いがあり、ヴェルファイアのガソリン車は2.4L 直列4気筒ターボエンジンに専用の足回り設定で、走りにも個性を持っています。

このようにこれまでにない違いもありますが、どちらにするかを迷った時はやはりデザインで決める方が多いようです。

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まずは比較して検討しよう！

アルファードとヴェルファイアの違いを簡単に説明いたしました。ただ、ここの情報だけでどちらかを検討するのは難しいところです。
下記のリンクから、「アルファードとヴェルファイアの違い」をまとめた記事もご覧いただけますので、よろしければこちらのページもご覧になってみてください。

「アルファード・ヴェルファイアを比較」の記事を読む

札幌の雪道で安全に走行するポイント

札幌の雪道を安全に走行する上で、車の性能はもちろんですが、やはり最終的に安全を確保するのはご自身の運転です。
最後に、札幌で雪道を安全に走行するためのポイントを紹介します。

スタッドレスタイヤの装着

雪道の走行において、スタッドレスタイヤを使用することはもはや必須といえます。ミニバンはもちろん、SUVや4WDのような雪道に強い車であっても、冬の雪国では必ずスタッドレスタイヤを履いて走行しましょう。
スタッドレスタイヤの交換時期はエリアによって異なりますが、気象庁の年ごとの値を見ると、札幌市の2020年の降雪日は118日。1年の1/3程度は雪が降っている日があることがわかります。
参考：気象庁過去の気象データ

ですので、10月下旬までには夏タイヤからスタッドレスタイヤに履き替えておくことが望ましいです。スタッドレスタイヤの溝はしっかりあるか、亀裂が入っていないかなどを確認した上で履き替えることも大切です。

「スタッドレスタイヤ」の記事を読む

低速走行

スピードを出して走行すると、停止時にスリップを起こしやすいです。ゆるやかにブレーキを踏めばスムーズに停止できる場合が多いですが、急停止しなければならない時にゆるやかなブレーキを踏んでいては間に合いません。
急ブレーキは当然スリップを起こしやすいので、スピードの出しすぎは危険です。
このような急ブレーキを踏むような状況を避けるためにも、常に制限速度を守るのは当然のこと、滑りやすいと思われる道路を走行する際にはできるだけスピードを落としましょう。
当たり前の様ですが、特に注意が必要なポイントです。

「急発進」「急停止」を避ける

発進時にはゆるやかにアクセルを入れ、停車時にはゆるやかにブレーキを入れるなどして、安全な発進と停止ができるように注意しながら運転しましょう。

また、雪道では車間距離をしっかり取ることも重要です。雪道ではブレーキをかけてから停車するまでに、通常の路面状態よりも距離を要します。車間距離をしっかり取った上で、早めにブレーキを踏んで、ゆっくりと停車できるような発進と停止を心がけてください。