記事作成日:2023年12月8日
ランドクルーザー70が再販!その魅力や価格を詳しくご紹介

2023年11月に再販されたランドクルーザー70(通称ランクル70)は、2014年に復刻され台数限定で販売されてことでも話題になったオフロードカーです。
トヨタを代表するSUVであるランドクルーザーのモデルの一つで、1984年に業務用途や過酷な環境での使用をメインに開発・発売されました。
そんなタフな走りと堅牢なボディが人気のランクル70について、魅力や特長、価格・グレードまでご紹介します。
トヨタを代表するSUVであるランドクルーザーのモデルの一つで、1984年に業務用途や過酷な環境での使用をメインに開発・発売されました。
そんなタフな走りと堅牢なボディが人気のランクル70について、魅力や特長、価格・グレードまでご紹介します。
目次

ランドクルーザー70(ランクル70)の魅力・特長とは?

まず始めに、「ランドクルーザー70(通称ランクル70)」がどのような車であるかについてご紹介します。
「ランドクルーザー」の名前を持つ車はこのランクル70以外にも、「ランドクルーザー300(ランクル300)」、「ランドクルーザープラド(プラド)」などがあります。
走行性能の高さやボディ剛性の高さは他のシリーズと同様ですが、「復刻」「再販」の言葉にあるように、30年以上前に発売された当時のデザインを踏襲したレトロ感のあるデザインも魅力のSUVです。
そんな復刻版ランクル70の魅力をポイントごとに解説します。
「ランドクルーザー」の名前を持つ車はこのランクル70以外にも、「ランドクルーザー300(ランクル300)」、「ランドクルーザープラド(プラド)」などがあります。
走行性能の高さやボディ剛性の高さは他のシリーズと同様ですが、「復刻」「再販」の言葉にあるように、30年以上前に発売された当時のデザインを踏襲したレトロ感のあるデザインも魅力のSUVです。
そんな復刻版ランクル70の魅力をポイントごとに解説します。
待望の復刻と再販売!
先程も触れた通り、ランクル70は1987年から1990年に販売をされていたモデルがベースになった本格派クロスカントリーモデルです。
そのシンプルでオフロード感のあるデザインと、頑丈さ、走破性の高さから高い人気を持ち続け、2014年に1年間限定で復刻モデルを発売し大きな話題になりました。
今回のランクル70は2度目の復刻となり、再再販という位置づけです。
そのシンプルでオフロード感のあるデザインと、頑丈さ、走破性の高さから高い人気を持ち続け、2014年に1年間限定で復刻モデルを発売し大きな話題になりました。
今回のランクル70は2度目の復刻となり、再再販という位置づけです。
誕生から変わらない高い信頼性・耐久性が特長
ランクル70の特長は「信頼性・耐久性・悪路走破性」の高さです。
もともと、業務用途や国内だけでなく海外の過酷な環境での使用を主体に開発されていることから、ランクルのコンセプトである「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」を最も突き詰めた車とも言えます。
今回の復刻モデルも、ボディの骨組み(フレーム)や駆動系部品の耐久性には高いこだわりがあります。
もともと、業務用途や国内だけでなく海外の過酷な環境での使用を主体に開発されていることから、ランクルのコンセプトである「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」を最も突き詰めた車とも言えます。
今回の復刻モデルも、ボディの骨組み(フレーム)や駆動系部品の耐久性には高いこだわりがあります。
シンプルながら機能美のあるデザインも魅力
機能性の高さはもちろんですが、デザインも人気のポイントの一つです。
発売時のデザインを踏襲した、無駄を省いた直線的でシンプルなデザインは、まさにオフロードを走るためのタフなデザインといった印象です。
一方で、ただ同じデザインを踏襲するのではなく、時代に合わせたアップデートも施し、グリルやエンブレム、ヘッドライト、タイヤまわりのフェンダーの樹脂パーツなど細かい意匠にこだわり、現在のラインアップの中でも違和感のない、洗練されたエクステリアに仕上がっています。
発売時のデザインを踏襲した、無駄を省いた直線的でシンプルなデザインは、まさにオフロードを走るためのタフなデザインといった印象です。
一方で、ただ同じデザインを踏襲するのではなく、時代に合わせたアップデートも施し、グリルやエンブレム、ヘッドライト、タイヤまわりのフェンダーの樹脂パーツなど細かい意匠にこだわり、現在のラインアップの中でも違和感のない、洗練されたエクステリアに仕上がっています。
時代に合わせて性能をアップデート
アップデートがされているのはデザインだけではありません。今の車では欠かすことのできない先進安全装備「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」も標準で設定され、安全性能も向上しています。
もちろん走行性能も進化しており、エンジンやオフロード性能を高める走行制御機能など様々な面で強化されています。
この、ランクル70の大きな魅力である走行性能について、さらに詳しく解説をしていきます。
もちろん走行性能も進化しており、エンジンやオフロード性能を高める走行制御機能など様々な面で強化されています。
この、ランクル70の大きな魅力である走行性能について、さらに詳しく解説をしていきます。

ランドクルーザー70の走行性能

ランクル70をチェックするのであれば、やはり走破性能については気になるところです。
強靭さを誇る伝統のラダーフレームや、悪路走破に欠かせない電動デフロックなどの装備に加え、前回の復刻ではガソリン設定だったエンジンを動力性能・燃費性能共に高いディーゼルエンジンに変更するなど、様々な面で進化をしています。
ここからは、エンジン、フレーム、4WDなどのポイントごとに詳しく解説をしていきます。
強靭さを誇る伝統のラダーフレームや、悪路走破に欠かせない電動デフロックなどの装備に加え、前回の復刻ではガソリン設定だったエンジンを動力性能・燃費性能共に高いディーゼルエンジンに変更するなど、様々な面で進化をしています。
ここからは、エンジン、フレーム、4WDなどのポイントごとに詳しく解説をしていきます。
高い走破性を実現するターボディーゼルエンジン
まずは気になっている人が多いであろう、エンジンについてご紹介します。
今回の再販では、2014年の復刻で設定されていた4.0Lのガソリンエンジン「1GR-FE」から、2.8Lのターボディーゼルエンジン「1GD-FTV」に変更をしています。
ターボチャージャーによる動力性能の高さはもちろんですが、排出ガス浄化装置をはじめとした環境性能を高めるシステムにより、排出ガスのクリーン化を果たすとともに燃費性能も向上させました。
ランクル70のエンジン・走行性能
■燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定し、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。
今回の再販では、2014年の復刻で設定されていた4.0Lのガソリンエンジン「1GR-FE」から、2.8Lのターボディーゼルエンジン「1GD-FTV」に変更をしています。
ターボチャージャーによる動力性能の高さはもちろんですが、排出ガス浄化装置をはじめとした環境性能を高めるシステムにより、排出ガスのクリーン化を果たすとともに燃費性能も向上させました。
ランクル70のエンジン・走行性能
エンジン型式 | 1GD-FTV ( ディーゼル 2.8L ターボ) |
最高出力(kW[PS]) | 150[204] |
最大トルク(N・m[kgf・m]) | 500[51] |
駆動方式 | 4輪駆動 (パートタイム4WDシステム) |
トランスミッション | 6AT |
燃料消費率(国土交通省審査値) | 10.1㎞/L(WLTC) |
燃料タンク容量 | 130L |
高剛性ラダーフレームを採用
ランクル70をはじめとしたランドクルーザーシリーズは、伝統の「ラダーフレーム」というフレーム(車の骨組み・骨格)を採用し続けています。
古くからある有名なSUVモデルでも、コストや機能の問題でモノコックボディという構造を採用することが増えて来ている中、丈夫で耐久性に優れた高剛性ラダーフレームを採用し、ランクルと特長である「過酷なオフロードにも揺らぐことのない信頼性」を確保しています。
古くからある有名なSUVモデルでも、コストや機能の問題でモノコックボディという構造を採用することが増えて来ている中、丈夫で耐久性に優れた高剛性ラダーフレームを採用し、ランクルと特長である「過酷なオフロードにも揺らぐことのない信頼性」を確保しています。
強力な駆動力のパートタイム4WDシステム
ランクル70の4WDシステムには、路面の状況に応じて駆動方式を手動で切り替えることができる「パートタイム4WDシステム」を採用しています。
通常は2WDで走行し、トランスファーレバーを操作することで、2WDと4WDを切り替える事ができます。
通常は2WDで走行し、トランスファーレバーを操作することで、2WDと4WDを切り替える事ができます。
先進技術で進化したオフロード性能
片輪の空転を防ぐ電動デフロックをはじめ、ビークルスタビリティコントロール(VSC)、アクティブトラクションコントロール(A-TRC)、ヒルスタートアシストコントロール(HAC)、ダウンヒルアシストコントロール(DAC)といった様々な駆動力や制動力を高めるシステムを採用し、ランクル70らしい高い走行安定性を実現しています。
このように、ラダーフレームの採用など伝統的なランクルらしさは守りつつ、さまざまな最新・先進の機能も採用することで、復刻だからこそできた「進化をしたランクル70」として仕上がりました。
このように、ラダーフレームの採用など伝統的なランクルらしさは守りつつ、さまざまな最新・先進の機能も採用することで、復刻だからこそできた「進化をしたランクル70」として仕上がりました。

ランドクルーザー70のサイズ

ランクル70の走行性能の高さについてご紹介してきましたが、実際に乗るとなると車のサイズも気になるところです。
特に札幌の冬は、積雪で道幅が狭くなることも多いので、取り回しに直結するボディサイズは重要なポイントです。
そこで、ここではランクル70の大きさを、他のランドクルーザーシリーズとも比較しながら確認をしていきます。
特に札幌の冬は、積雪で道幅が狭くなることも多いので、取り回しに直結するボディサイズは重要なポイントです。
そこで、ここではランクル70の大きさを、他のランドクルーザーシリーズとも比較しながら確認をしていきます。
サイズ・小回り性能を一覧で比較
まずはランドクルーザー各シリーズのサイズを見てみましょう。
狭い道を走るのであれば車の幅や、ハンドルがどれくらい切れるかの目安になる最小回転半径は気になるところです。
サイズ・小回り性能
※グレード、オプション設定により数値が異なる場合があります。
全長はプラドよりも少し長く、全幅は3車種のなかで一番小さい数値でした。
ただ、最小回転半径(ハンドルを最大まできった状態でクルマを旋回した時に、タイヤが描く円の半径)が他の2車種と比べると少し大きい数値のため、「ランクル300と比べると駐車スペースには余裕があるが、プラドよりは取り回しがちょっと落ちる」といった印象です。
狭い道を走るのであれば車の幅や、ハンドルがどれくらい切れるかの目安になる最小回転半径は気になるところです。
サイズ・小回り性能
ランクル70 AX |
ランクル300 ZX |
プラド TZ-G |
|
全長 | 4,890㎜ | 4,985㎜ | 4,825㎜ |
全幅 | 1,870㎜ | 1,980㎜ | 1,885㎜ |
全高 | 1,920㎜ | 1,925㎜ | 1,850㎜ |
ホイールベース | 2,730㎜ | 2,850㎜ | 2,790㎜ |
最低地上高 | 200㎜ | 225㎜ | 220㎜ |
最小回転半径 | 6.3m | 5.9m | 5.8m |
全長はプラドよりも少し長く、全幅は3車種のなかで一番小さい数値でした。
ただ、最小回転半径(ハンドルを最大まできった状態でクルマを旋回した時に、タイヤが描く円の半径)が他の2車種と比べると少し大きい数値のため、「ランクル300と比べると駐車スペースには余裕があるが、プラドよりは取り回しがちょっと落ちる」といった印象です。
アウトドアで使うならラゲージスペースもチェック
キャンプや車中泊など、ランクル70をアウトドアレジャーで利用するのであれば、荷室のサイズも確認したいポイントです。
バックドアの造りも特長で、左右で大きさの異なる2枚のドアが付いており、全開にして使うことはもちろん、左側だけを開けて手軽に荷物の出し入れをすることも可能です。
こちらの記事ではカタログよりも詳細な荷室寸法や荷室容量の情報を用意していますので、ランクル70のラゲージスペースについて詳細に知りたい方はぜひチェックしてみてください。
荷室の寸法一覧
※計測位置やシートの角度で数値は異なります。
荷室容量一覧
※計測位置やシートの角度で数値は異なります。
バックドアの造りも特長で、左右で大きさの異なる2枚のドアが付いており、全開にして使うことはもちろん、左側だけを開けて手軽に荷物の出し入れをすることも可能です。
こちらの記事ではカタログよりも詳細な荷室寸法や荷室容量の情報を用意していますので、ランクル70のラゲージスペースについて詳細に知りたい方はぜひチェックしてみてください。
荷室の寸法一覧
寸法 | 測定位置 | ||
長さ | リヤシート 使用時 |
1,035㎜ | リヤシートクッション ~バックドアトリム |
830㎜ | リヤシートバック ~バックドアトリム |
||
リヤシート タンブル時 |
1,565㎜ | リヤシートクッション(下部) ~バックドアトリム |
|
1,355㎜ | リヤシートクッション(上部) ~バックドアトリム |
||
幅 | 1,555㎜ | クォーターガラス面(下部) | |
1,435㎜ | サイドトリム表面 | ||
高さ | 1,115㎜ | 車両中央ルームランプ 後方天井面~カーペット |
|
970㎜ | 天井後端部~カーペット |
荷室容量一覧
測定位置 | 容量 | |
リヤシート 使用時 |
シートバック上端まで | 510L |
ルーフまで | 605L | |
リヤシート タンブル時 |
シートバック上端まで | 525L |
ルーフまで | 1,205L |

ランドクルーザー70の価格・グレード、ボディカラー

最後にランクル70のグレードと価格、ボディカラーの設定についてご紹介します。
ランクル70のグレードは「AX」の1種類のみのシンプルな設定です。
エンジン設定も2.8Lディーゼル1種類のみで、4WDが標準設定となっており、グレード内でも仕様の違いが生まれないため、価格設定も一つのみとなっています。
ランクル70 価格・グレード
■価格はメーカー希望小売価格<(消費税10%込み)'23年11月現在のもの>で参考価格です。価格は販売店が独自に定めていますので、詳しくは各販売店におたずねください。■価格はタイヤパンク応急修理キット付の価格です。■価格にはオプション価格は含まれていません。■保険料、税金(除く消費税)、登録料などの諸費用は別途申し受けます。
ランクル70のグレードは「AX」の1種類のみのシンプルな設定です。
エンジン設定も2.8Lディーゼル1種類のみで、4WDが標準設定となっており、グレード内でも仕様の違いが生まれないため、価格設定も一つのみとなっています。
ランクル70 価格・グレード
AX(5人乗り) |
ディーゼル・4WD |
4,800,000円 |
ボディカラー・内装色
ランクル70ボディカラーは
・ベージュ
・スーパーホワイト
・アティチュードブラックマイカ
3種類を用意しています。
内装色はブラックのみのシンプルな設定ではありますが、シート表皮やドアトリムに合成皮革を使用するなど、質感も高めた造りになっています。
3種のボディカラーの内、ベージュは1980年に発売したランクル60の登場とともにランクルを象徴する色の一つとして長く親しまれてきたカラーです。
カラーの色合いにも深いこだわりがあり、当時の製造方法を継承することで独特な風味を再現しています。
ランクル70のレトロ感に魅力を感じているのであれば、ぜひおすすめしたいカラーです。
・ベージュ
・スーパーホワイト
・アティチュードブラックマイカ
3種類を用意しています。
内装色はブラックのみのシンプルな設定ではありますが、シート表皮やドアトリムに合成皮革を使用するなど、質感も高めた造りになっています。
3種のボディカラーの内、ベージュは1980年に発売したランクル60の登場とともにランクルを象徴する色の一つとして長く親しまれてきたカラーです。
カラーの色合いにも深いこだわりがあり、当時の製造方法を継承することで独特な風味を再現しています。
ランクル70のレトロ感に魅力を感じているのであれば、ぜひおすすめしたいカラーです。
違いを出すのであれば販売店オプションを活用
グレードは1種類のみのため違いが出にくいランクル70ですが、豊富なディーラーオプションを活用することで、見た目も使い勝手も大きく変えることができます。
もし、人とは違ったランクル70をお求めなら、後付けのカスタマイズオプションをぜひ活用してみてください。
もし、人とは違ったランクル70をお求めなら、後付けのカスタマイズオプションをぜひ活用してみてください。

札幌でランドクルーザー70のご相談はAGHトヨタ札幌へ!
ランドクルーザー70の魅力や特長から、価格やグレード、走行性能、サイズまで幅広くご紹介をしました。
オフロードカーらしいスタイルと走行性能を持った車をお探しの方には、ピッタリの1台といえるでしょう。
札幌市内35店舗の他、函館、石狩、江別、北広島、恵庭、千歳、また空知、後志、日高地方でおクルマを検討の方は、ぜひお近くのAGHトヨタ札幌の店舗へお越しください。
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