キャンプにおすすめのトヨタ車「7選」をご紹介！

キャンプのスタイルにもよりますが、基本的にキャンプは荷物が多くなりがちです。
自分でテントを用意して楽しむキャンプはもちろんのこと、バンガロー泊であっても寝具を用意していない施設もありますし、一般的な旅行よりもはるかにたくさんの荷物を持って向かうことになります。

できるだけキャンプ用具を自分で用意して楽しみたいとなると、小さい車では乗車スペースや荷室が足りなくなってしまうことも。1人でのソロキャンプであっても自転車やバイクで荷物を運ぶには限界があり、複数人、または子連れキャンプであれば、なおさら車でのキャンプとなってしまうことでしょう。

キャンプ場は基本的に自然が豊かな人里離れた場所にあるので、駅からアクセスのよいところは少ないです。
複数人でキャンプに行く場合、車がなければ電車やバスを利用することになりますが、たくさんの荷物を持っての公共交通機関を利用した移動は大変です。車があれば、参加者全員と必要な荷物を1台の車で移動することができます。

キャンプに適した車を選ぶことで、車の中で泊まる車中泊が可能となります。
シートをフルフラットにできる車であれば、特別なマットを用意せずとも心地よい睡眠をとることができます。それまで気の向くままにドライブをしながら、車中泊と並行して長旅を楽しむ…というのもいいですね。
テント泊やコテージ・バンガローでの宿泊とはまた違った楽しみ方ができるのも、車でキャンプがおすすめな理由の一つです。

キャンプに適した車というと、やはり積載量が大きく安定した走行ができる車がおすすめというイメージが強いです。特に大人数でキャンプに行く場合は、車も大きいほうが助かります。
しかし、あまり大きな車だと細い道や狭い駐車場では車が扱いにくいといった問題が出て来てしまい、普段は買い物などで車を使う人の場合問題があるかもしれません。

本気でキャンプを楽しんでいる人の中には、街乗り用とキャンプ用に車を2台維持しているという人もいます。しかし趣味のために2台の車を維持することが難しい人の方が多いはず。そのような意味でも、日常用途とキャンプ、両方に使うことを加味してバランスのよい車を選ぶのがポイントといえます。

テントをはじめ自前のキャンプ道具を持参するのであれば、「荷室が広い」車種が適していますし、多人数で行くのであれば広い荷室にプラスして「人数が乗れる」という条件が加わります。もしくは、「車中泊」をするのであればシートがフラットになる車種が適しているなど、キャンプの楽しみ方によって車選びにも違いがでます。
キャンプをどのように楽しむかをしっかり決めた上で、目的に合った車種選びをするようにしましょう。

キャンプ場に行くことが多いのであれば、路面状況が悪くてもしっかり走れる「4WDの車」がおすすめです。
必ずしも4WDでなければいけないということはありませんが、山道や砂利道などの悪路を走る可能性を考えますと、走行性能の高い4WDは有効な選択肢となるでしょう。冬にもキャンプに行きたい方であれば必須ともいえるかもしれません。
札幌をはじめとした雪国で車に乗る方にとっては、キャンプでの利用は関係なく4WDが選択肢に入ると思いますので、あまり悩むポイントでは無いかもしれませんね。

最近は車を乗り入れることができるキャンプ場である「オートキャンプ場」が増えています。オートキャンプはキャンプ場で快適・便利に過ごすことができるのでおすすめです。

通常のキャンプ場はテントサイトに車の乗り入れができないので、テントサイトまで荷物を持っていき設営してキャンプを楽しみます。
テントや寝具だけでなく食材やチェアなども、駐車場からテントサイトまで何往復もしながら運び入れなければならないのでなかなか大変です。
対してオートキャンプ場は、車を停めるスペースが確保されており、荷物を運ぶ距離も短く車を収納スペースとして利用できるため利便性が高いです。
オートキャンプ場なら荷物を出したらすぐにテントを張ることができますし、車から降ろし忘れた物があってもすぐに取り出すことができます。
また、カーサイドタープを活用する事で、簡単に快適なスペースを確保することもできるので、車を用いたレイアウトを考えた設営などオートキャンプならではの楽しみ方もあり、実に幅広いです。

また、利用できるエリアが整理され、きちんと決まっているので、利用者が多くても快適に過ごすことができるのも魅力です。

車中泊ができるのも「車でキャンプ」ならではの魅力のひとつ。
先にも触れていますが、キャンプに適した車のシートをフラットにして車中泊するのもよいですし、本気で車中泊を楽しみたいのであれば、車をキャンピングカーにカスタマイズしてしまうのもひとつの方法です。

通常の仕様で車中泊を楽しむ場合は、車中泊用のマットレスを活用するとよいでしょう。
シートアレンジでフラットになるといっても、完全に平らにはならないので、車中泊用のマットで快適な寝床をつくることで快適な車中泊が楽しめます。

車中泊マットにはさまざまなタイプがあります。折りたたみできるマットもあれば、薄めで丸めて収納できるもの、エアータイプで空気を入れてマットにするものも。

折りたたみ式はエアータイプに比べるとかさばりますが、空気を入れる手間が省けること、寝心地のよいマットが多い点が特徴です。
エアータイプのメリットは、なんといっても荷物が小さくなる点。軽バンやコンパクトミニバンなど、できるだけ荷物を小さくしたい車のときはエアータイプが適しています。エアータイプを利用するときは、電動式のエアーポンプがあるとスピーディーにマットをふくらませることができるのでおすすめです。ちなみにエアータイプは、自分の好きな硬さに膨らみを調整して寝心地をよくすることができるというメリットもあります。

車中泊マットは、冬でも暖かい寝床を確保できる断熱性に優れたものや、汚れにくい素材のものなど、マットレスにはいろいろな種類がありますので、好みや用途、管理方法などに応じて選ぶとよいでしょう。

ご紹介をした「オートキャンプ」や「車中泊」を最大限利用して、車での旅をするというのも面白い活用法です。
車で移動して観光地を回りながら目的地近くのキャンプ場や車中泊が可能なスペースで夜を過ごすなど、キャンプだけでなく旅の醍醐味も楽しむことができるのは「車」ならではの楽しみ方です。車なら遠いキャンプ場にも足を運べますし、道中のサービスエリアなどで食事をしたり、お土産を買うなどの楽しみ方もあります。

「キャンプ」とはまた違った利用方法ですが、長い期間を車で寝泊りをし旅をするという非日常が味わえるロマンあふれる活用方法です。