作成日:2022年2月18日

マフラーを錆から守る!錆の予防について解説
生活の中で車を運転していて、マフラーの錆を気にする人は少ないかもしれません。
しかし、環境や車の使用状況によって、気づかないうちにマフラーに錆が発生してしまうケースは多いです。
本記事では、マフラーが錆びてしまう原因から予防方法、錆の除去方法まで、マフラーの錆にまつわるさまざまな情報を発信しています。
しかし、環境や車の使用状況によって、気づかないうちにマフラーに錆が発生してしまうケースは多いです。
本記事では、マフラーが錆びてしまう原因から予防方法、錆の除去方法まで、マフラーの錆にまつわるさまざまな情報を発信しています。

なぜ?マフラーが錆びるのか

車のマフラーは、さまざまな素材で作られていますが、純正のマフラーはスチールやステンレスを使用して作られているものが多いです。
スチールは、比較的安価で加工しやすい素材である反面、錆やすい素材でもあります。
マフラーの錆は、気候や環境など、いろいろな原因が考えられます。
スチールは、比較的安価で加工しやすい素材である反面、錆やすい素材でもあります。
マフラーの錆は、気候や環境など、いろいろな原因が考えられます。
マフラーが錆びやすい環境
●雪道
雪国の皆さんには常識かもしれませんが、雪道はマフラーの錆が起こりやすい環境です。その理由は、積雪による路面の凍結を防ぐために道路に撒かれる「融雪剤」。
融雪剤に含まれる代表的な成分には、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化ナトリウムなどが挙げられ、これらの成分がマフラーの錆を起こしやすくしてしまいます。
●海沿い
海水は塩分を含むため、金属の錆を起こしやすいです。海水が直接マフラーに触れなくても、海の近くに住んでいると、塩分を含んだ潮風を長期間浴び続けることで、マフラーが錆やすくなります。
海沿いに住んでいなくても、海水浴など海水や潮風に当たりやすい環境で頻繁に車を使用すると、マフラーが錆びる原因となることもあります。
●気温が高い地域
金属の錆は気温が低い環境よりも、高い環境のほうが発生しやすくなります。このため、時期的には冬よりも夏のほうがマフラーの錆や腐食が起こりやすくなります。実は寒い地域よりも、暑い地域のほうが発生しやすいのです。
マフラーが錆びるのを抑制する方法
●錆が出ていないかこまめにチェックする
気づかないうちにマフラーがひどく錆びていた…ということにならないように、こまめにマフラーの状態をチェックして、錆が発生していないかを確認しましょう。早めに対処をすることで、マフラーへのダメージを最小限に抑えることが出来ます。●錆の原因が発生したら、すぐに洗浄する
融雪剤を撒いている道路を走行したり、海水浴に出かけるなど、マフラーの錆が発生する原因となる環境を走行した後は、洗車をして錆の原因となる成分をしっかり落とすことも大切です。●防錆処理を施す
マフラーに錆がつきにくいように、専用のコーティングを施すことで、錆びにくくなります。プロに頼んで行うコーティング剤を塗って予防する方法もあります。
マフラーの錆を放置する問題点
マフラーの錆は、穴空きや排気漏れの原因になる可能性があります。
穴の空いたマフラーは車検が通らないため、必ず修理しなければなりません。
また、マフラーの錆は排気系に影響を与え、「燃費が悪くなる」「排気音が大きくなる」といったトラブルの原因になることもあるので、早めの予防や除去が大切です。
穴の空いたマフラーは車検が通らないため、必ず修理しなければなりません。
また、マフラーの錆は排気系に影響を与え、「燃費が悪くなる」「排気音が大きくなる」といったトラブルの原因になることもあるので、早めの予防や除去が大切です。

マフラーに発生する錆の種類
マフラーに発生する錆には、主に「赤錆」と「黒錆」の2種類があります。
それぞれの錆がどんな性質をもつのかを知っておくと、効果的な対処が出来ます。
それぞれの錆がどんな性質をもつのかを知っておくと、効果的な対処が出来ます。
赤錆
赤錆は、赤みを帯びた錆です。鉄に赤錆がついている状態を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
金属には自然に発生してしまう錆なので、保護がされていない金属面であればどこでも錆が発生します。塗装が剥げて錆びている車もよく見かけますね。
赤錆は金属を腐食させてしまう性質があり、放っておくとどんどん金属をボロボロにしてしまいます。
金属が多く使われている車にとって赤錆は、マフラーをはじめ車に悪影響を及ぼす怖い錆なのです。
金属には自然に発生してしまう錆なので、保護がされていない金属面であればどこでも錆が発生します。塗装が剥げて錆びている車もよく見かけますね。
赤錆は金属を腐食させてしまう性質があり、放っておくとどんどん金属をボロボロにしてしまいます。
金属が多く使われている車にとって赤錆は、マフラーをはじめ車に悪影響を及ぼす怖い錆なのです。
黒錆
黒錆は、高温の環境で発生する錆で、赤錆のように自然と発生することは少ないです。
例えば、自宅のガスコンロで安全ピンの針やクリップなどをしばらく火にかけ、離した後に熱が冷めていくと、針やクリップは黒くなります。これが黒錆です。
黒錆は赤錆の発生を抑える作用があるため、金属に黒錆をあえて発生させてコーティングすることもあります。
黒錆は、マフラーに発生しても悪影響はないと考えてよいでしょう。
例えば、自宅のガスコンロで安全ピンの針やクリップなどをしばらく火にかけ、離した後に熱が冷めていくと、針やクリップは黒くなります。これが黒錆です。
黒錆は赤錆の発生を抑える作用があるため、金属に黒錆をあえて発生させてコーティングすることもあります。
黒錆は、マフラーに発生しても悪影響はないと考えてよいでしょう。

マフラーの錆を予防する方法

マフラーのコーティング
新たな錆びが発生しないように、またマフラーの見た目をきれいにするためにコーティング(塗装)を行います。
マフラーは走行中高温になりますので、必ず耐熱塗料を使用して塗装します。
耐熱塗料は、熱に強いのはもちろんですが、金属に定着しやすいため仕上がりがきれいです。
丁寧に、確り塗装することできれいに仕上げることができます。
厚塗りをしてしまうと、時間が経ってから塗装に亀裂が入ってしまい、そこからまた錆が発生してしまう可能性があります。
マフラーの塗装を終えたら、しばらく自然乾燥で乾かした後、アイドリングで最後まで完全に乾かします。
マフラーは走行中高温になりますので、必ず耐熱塗料を使用して塗装します。
耐熱塗料は、熱に強いのはもちろんですが、金属に定着しやすいため仕上がりがきれいです。
丁寧に、確り塗装することできれいに仕上げることができます。
厚塗りをしてしまうと、時間が経ってから塗装に亀裂が入ってしまい、そこからまた錆が発生してしまう可能性があります。
マフラーの塗装を終えたら、しばらく自然乾燥で乾かした後、アイドリングで最後まで完全に乾かします。
自分でやるにはハードルが高い…
自分でコーティングしようとすると、マフラーは車の下側にあるため、車を持ち上げるジャッキや、ウマ(リジットラック)と呼ばれる工具が無いと安全に作業をすることも出来ません。
特に理由が無ければ、必ずプロにお任せすることをおすすめします。
AGHトヨタ札幌では、プロのサービスエンジニアが作業しますので安心です。まずはお気軽にお近くのお店までご相談ください。
特に理由が無ければ、必ずプロにお任せすることをおすすめします。
AGHトヨタ札幌では、プロのサービスエンジニアが作業しますので安心です。まずはお気軽にお近くのお店までご相談ください。

マフラーを錆から守る下回りのコーティングの効果とは

マフラーの錆を予防する方法について先にご紹介をしましたが、プロに頼んで「下回りコーティング」を行うのがおすすめです。
マフラーの錆が発生することにより、いろいろな弊害があると先にご紹介していますが、錆がひどくなると、マフラーを交換しなければいけない…ということにもなりかねません。
その場合、コーティングよりも多額の費用がかかってしまいます。
特に札幌や函館のような雪国では、融雪剤を撒いた雪道を走ることは当たり前の環境ですので、しっかり予防をすることが重要です。
下回りコーティングには、主に以下の3つの効果が期待できます。
●錆止め
●制震・防音
●傷防止 ●制震・防音
錆止め
下回りコーティングのもっとも大きな効果は、やはり錆の予防や錆止め効果です。
雪国や海沿いに住んでいると、ほかの地域に住んでいる方々よりも、マフラーをはじめ下回りの錆が発生しやすくなります。
コーティングをすることで、錆の予防効果が高まります。
マフラーを都度チェックして、錆がつかないよう洗浄することも予防に効果的ですが、実際に毎回洗浄するのは大変です。
下回りコーティングをしてあれば、このようなこまめなチェックや洗浄といった、錆を予防するための作業を簡略化できます。
雪国や海沿いに住んでいると、ほかの地域に住んでいる方々よりも、マフラーをはじめ下回りの錆が発生しやすくなります。
コーティングをすることで、錆の予防効果が高まります。
マフラーを都度チェックして、錆がつかないよう洗浄することも予防に効果的ですが、実際に毎回洗浄するのは大変です。
下回りコーティングをしてあれば、このようなこまめなチェックや洗浄といった、錆を予防するための作業を簡略化できます。
制振・防音
マフラーは振動が大きいほど騒音が発生してしまいますが、下回りコーティングを行うことで、マフラーの振動が小さくなります。
振動が小さくなることで、運転時の振動が小さくなって乗り心地がよくなることに加え、防音効果が期待できます。
錆の防止効果はもちろんのこと、より制振効果や防音効果を高めたい場合には、より厚めのコーティング剤を使用することでその効果を高めることも可能です。
振動が小さくなることで、運転時の振動が小さくなって乗り心地がよくなることに加え、防音効果が期待できます。
錆の防止効果はもちろんのこと、より制振効果や防音効果を高めたい場合には、より厚めのコーティング剤を使用することでその効果を高めることも可能です。
傷防止
コーティングを施すことで、マフラーや下回りのパーツが保護されることから、傷防止の効果も期待できます。
パーツに傷がついてしまうと、そこから錆が発生してしまうこともあるので、傷を防止することは錆の防止にもつながります。
砂利道を走行したり、段差の多い地面を走行すると、下回りのパーツに小石などがぶつかりやすく、傷がつきやすいです。雪の積もった道路には、雪に混じって小石が含まれることが多くあり、雪道の走行は意外と下回りのキズにつながります。
このような路面を走行する機会の多い人は、コーティングで傷をしっかり予防するのがおすすめです。
パーツに傷がついてしまうと、そこから錆が発生してしまうこともあるので、傷を防止することは錆の防止にもつながります。
砂利道を走行したり、段差の多い地面を走行すると、下回りのパーツに小石などがぶつかりやすく、傷がつきやすいです。雪の積もった道路には、雪に混じって小石が含まれることが多くあり、雪道の走行は意外と下回りのキズにつながります。
このような路面を走行する機会の多い人は、コーティングで傷をしっかり予防するのがおすすめです。

下回りのコーティングにかかる費用相場

車の下回りのコーティングは、コーティングの種類や作業範囲、依頼する業者によって料金が変わってきます。
施術箇所と業者など、それぞれの参考の費用相場をご紹介します。
施術箇所と業者など、それぞれの参考の費用相場をご紹介します。
カー用品店の場合
カー用品店では、マフラーやアームなど、各パーツごとに料金を設定していて、マフラーのみだと3,500円前後でコーティングしてもらえるところが多いようです。
ほかのパーツも同様の値段で、下回り全体をコーティングする場合は1万円前後、さらにオプションで足回り4箇所を6,000円から7,000円で行っています。
作業時間はパーツによって異なりますが、各パーツ10分〜20分ほどで完了するようです。
ほかのパーツも同様の値段で、下回り全体をコーティングする場合は1万円前後、さらにオプションで足回り4箇所を6,000円から7,000円で行っています。
作業時間はパーツによって異なりますが、各パーツ10分〜20分ほどで完了するようです。
専門店の場合
専門店では、ノックスドールといった高機能のコーティング剤を使用しているところが多く、高い効果が期待できる分費用も高めです。
マフラーのコーティングで車種を問わず10,000円前後のところもあります。
下回り全体になると、軽自動車でも45,000円を超えるところも。
ただし、錆の除去やコーティングを専門に行っているので、確かな技術が期待できることに加え、独自の保証期間などを設けているところもあるなど、信頼して任せられます。
マフラーのコーティングで車種を問わず10,000円前後のところもあります。
下回り全体になると、軽自動車でも45,000円を超えるところも。
ただし、錆の除去やコーティングを専門に行っているので、確かな技術が期待できることに加え、独自の保証期間などを設けているところもあるなど、信頼して任せられます。
ディーラーの場合
ディーラーの場合、マフラーのみのコーティングであれば5,000円前後で行っているところが多いです。
ディーラーによって、コーティングの箇所や価格は変わってきます。
ディーラーにお願いをする一番の利点は、新車のまっさらな状態でコーティングをできる点です。やはり、キズや錆が無い状態でコーティングをすることが一番効果があります。
新車を購入した際に下回りコーティングをしてもらい、その後定期的に行っているという人も多いです。
新しい車を長く大事に乗りたい方はディーラーのご利用がおすすめです。
※掲載の価格はあくまで一例です。実際の費用は必ず事前にご確認、ご相談ください。
ディーラーによって、コーティングの箇所や価格は変わってきます。
ディーラーにお願いをする一番の利点は、新車のまっさらな状態でコーティングをできる点です。やはり、キズや錆が無い状態でコーティングをすることが一番効果があります。
新車を購入した際に下回りコーティングをしてもらい、その後定期的に行っているという人も多いです。
新しい車を長く大事に乗りたい方はディーラーのご利用がおすすめです。
※掲載の価格はあくまで一例です。実際の費用は必ず事前にご確認、ご相談ください。

マフラーのコーティングはAGHトヨタ札幌におまかせください
マフラーの錆は、気づかない間にどんどん進行してしまいます。
札幌市にお住まいの方は、冬の雪が多い時期になると、融雪剤によるマフラーの錆が心配です。
愛車を長く大切に乗りたい…ということであれば、マフラーのコーティングは安心して依頼できるディーラーに任せるのが得策です。
AGHトヨタ札幌では、手頃な価格でマフラーのコーティングを行っています。
マフラーのコーティングは車種を問わず5,830円(消費税込み)で提供しているほか、下回りの洗浄も全車共通で1,100円(消費税込み)で提供いたしておりますので、ぜひお気軽にご用命ください。
マフラーや下回りの錆が進行しないよう、しっかり予防して快適なドライブを楽しみましょう。
札幌市にお住まいの方は、冬の雪が多い時期になると、融雪剤によるマフラーの錆が心配です。
愛車を長く大切に乗りたい…ということであれば、マフラーのコーティングは安心して依頼できるディーラーに任せるのが得策です。
AGHトヨタ札幌では、手頃な価格でマフラーのコーティングを行っています。
マフラーのコーティングは車種を問わず5,830円(消費税込み)で提供しているほか、下回りの洗浄も全車共通で1,100円(消費税込み)で提供いたしておりますので、ぜひお気軽にご用命ください。
マフラーや下回りの錆が進行しないよう、しっかり予防して快適なドライブを楽しみましょう。